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更新日:2026年9月18日


9月に入り、秋の登山シーズンを迎えます。
気温が少しずつ下がっていく一方、残暑が厳しい日もあり、夏場と同様に熱中症への注意が必要です。
芦屋市は六甲山系へのアクセスに恵まれており、
阪急芦屋川駅から向かえる登山口など、多くの登山ルートがあります。
一方で、山間部では毎年、体調不良、熱中症、転倒・滑落、道迷いなどによる事故が発生しています。
山は「木陰があるから涼しい」と思いがちですが、
登り坂の多さや高い湿度によって、想像以上に体力を消耗します。
楽しい登山にするために、出発前からしっかり準備をしましょう。

登山中は大量の汗をかくため、脱水や熱中症に注意が必要です。
自分で水が飲めない、意識がない、けいれんしている、動くことができないなどの症状がある場合は、
ためらわず119番通報してください。
出発前には気温だけでなく、暑さ指数(WBGT)や熱中症警戒アラートも確認しましょう。
環境省では、暑さ指数の実況・予測や熱中症警戒アラートを公開しています。

山間部は天候が急変することがあります。
登山前に天気予報を確認し、時間に余裕のある計画を立てましょう。
特に、
「早く出発して、早めに下山する」
ことを心がけ、少しでも天候が悪化しそうな場合は、無理をせず引き返しましょう。
「せっかくここまで来たから」と無理をすることが、事故につながります。

山では、少し登山道を外れただけでも、現在地が分からなくなることがあります。
登山前にルートを確認し、「地図、コンパス、登山地図アプリ」などを準備しましょう。
スマートフォンの登山地図アプリは便利ですが、山中では通信が悪い場所もあります。
あらかじめ地図をダウンロードするなど、通信できない状況も想定して準備しておきましょう。
また、バッテリー切れに備えてモバイルバッテリーを携行することも大切です。


芦屋市の登山道には、道標や通報プレートが設置されています。
道標を目印にして現在地を確認することで、
道迷いを防ぐことができます。
もし道に迷った場合は、
無理に移動するとさらに危険な場所へ入り込むおそれがあります。
通報プレートに記載された番号を確認し、消防へ通報してください。

山中には、急な斜面や岩場、濡れて滑りやすい場所があります。
特に疲れてくる下山時は、足元への注意がおろそかになりがちです。
などを心がけましょう。
登山時の準備物などについて、
詳しくは下記のリンク先をご確認ください。
【特集】山の遭難・事故をなくそう!「登山の事前準備5選 プラス1」

自分たちだけでは対処できないと判断した場合は、早めに119番通報してください。
通報するときは、
などを質問しますので、落ち着いて伝えてください。
スマートフォンのGPS機能を利用して、現在地を確認できる場合は、その情報も伝えてください。
芦屋市消防本部では、山岳救助活動において、通報者から得られた情報をもとに救出活動を行っています。
緊急走行で登山口まで向かいますが、そこからは救助隊が登山道を歩いて向かうため
現場に到着するまでに時間を要する場合があります。

山には、その季節ならではの美しい景色や楽しみがあります。
しかし、暑さによる体調不良や急な天候変化、転倒・滑落、道迷いなど、さまざまな危険も潜んでいます。
「しっかり準備する」「無理をしない」「早めに判断する」。
この3つを心がけて、安全で楽しい登山を楽しみましょう。
山での事故を防ぐためには、登山する皆さん一人ひとりの準備と判断が大切です。