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更新日:2018年12月20日
「地籍」という言葉は聞き慣れない言葉ですが、皆さんがご存知の「戸籍」の親戚のような言葉です。「戸籍」は人に関する記録ですが、「地籍」は土地に関する記録です。
地籍調査とは、「地籍」の明確化を目的として実施する土地に関する調査で、一筆ごとの土地について、所有者・地番・地目・境界及び面積を調査します。そのことにより、正確な地図が出来上がります。
作成された地籍図及び地籍簿の写しが登記所に備え付けられます。
地籍調査の詳しい内容(国土交通省Webサイトをご一読ください。)
地籍調査とは(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)
地籍調査はだれが実施するの?(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)
地籍調査をしないとこんな困ったことに(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)
芦屋市は平成21年度から、地籍調査事業のひとつの進め方である「官民境界等先行調査」という方法で実施しています。この方法は、道路・水路など公共施設の土地と皆さんが所有されている土地(民地)の境界を確定する街区調査です。(民地と民地の境界は、後で調査するという進め方です。)
また、3年で1地区を完了させる進め方を実施しており、1年目は、基準点(*世界測地系)の設置、2年目は、すでに立会いの終了している境界の復元調査及び所有者・地番・地目の調査、3年目は、官民境界を確定する立会い調査を実施します。
世界測地系とは、地球上での位置を表すため、世界共通の基準により、緯度・経度・標高により表示されるいわゆる地番のこと。地籍調査の境界確定は、世界測地系の数値化による確定を行ないます。