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更新日:2025年7月23日
寺田遺跡出土黄釉鉄絵陶器盤
よみ:てらだいせきしゅつどこうゆうてつえとうきばん
- 所在地:芦屋市立美術博物館(芦屋市伊勢町12番25)
- 年代:平安時代末~鎌倉時代初頭ころ(12世紀末~13世紀初頭ころ)
- 指定区分:芦屋市指定有形文化財
- 指定年月日:平成25年5月1日
- 寺田遺跡(西芦屋町)で出土した直径34.6cm、高さ9.3cmの陶器で、黄色の釉薬が内面全体に施されており、底部内面には褐色の鉄絵(酸化鉄を含む顔料による絵付け技法)によって、一輪の牡丹の文様が描かれています。中国福建省産で、平安時代末の日宋貿易によって、貿易港・博多を経由して芦屋にもたらされました。博多では出土しているものの、全国的にはめずらしく、兵庫県下では本資料と尼崎市の大物遺跡で出土したもののみです。このように、当時の芦屋の国際性を考える上で貴重な資料です。
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