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更新日:2025年9月25日

会下山遺跡出土漢式三翼鏃

  • よみ:えげのやまいせきしゅつどかんしきさんよくぞくsanyokuzoku
  • 収蔵施設:芦屋市立美術博物館(芦屋市伊勢町12番25)
  • 製作年代:紀元前403年~紀元8年
  • 指定区分:芦屋市指定有形文化財
  • 指定年月日:平成19年3月2日
  • 国指定史跡会下山遺跡(三条町)で昭和30年代に採集された青銅製のやじりで、やじり部分には三角形の各頂点から三方に狭翼が取り付けられ、いわゆる三翼鏃の形態をなしています。
    中国大陸で戦国時代(紀元前403年~紀元前202年)・前漢(紀元前202年~紀元8年)につくられたもので、弩機(どき)という武器の矢先に装着されていました。
    原の辻遺跡(長崎県)(1例)や角山遺跡(香川県)などで類例はみつかっていますが、極めて限られたものです。日本列島内での舶載中国製武器としての価値は非常に高く、日本と中国の交流の歴史を東アジア世界の中でたどる上に欠くことのできない貴重な資料といえます。
  • 国指定史跡会下山遺跡について

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