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更新日:2024年5月21日

核実験に対する抗議文

アメリカ合衆国が2024年5月14日に臨界前核実験を実施したとの報道を受け、5月20日付で、以下の抗議文を送付しました。

 

アメリカ合衆国 ジョー・バイデン大統領 閣下

駐日アメリカ合衆国大使館 ラーム・エマニュエル大使 閣下

 

抗議文

貴国が今月14日に、ネバダ州の核実験場で臨界前核実験を実施したことが明らかになりました。

貴国を含むG7各国首脳は、昨年5月のG7広島サミットにおいて、核兵器のない世界の実現を目指すというメッセージを世界に向けて発信するために、「広島ビジョン」を発表しました。今回貴国が行った臨界前核実験は、このメッセージに逆行するものだと言わざるを得ません。また、この実験は「こんな思いを他の誰にもさせてはならない」と懸命に訴えてきた被爆者をはじめ、核兵器廃絶を求める多くの人々の願いに背くもの
であり、断じて許すことはできません。

私は、貴国に対し厳重に抗議するとともに、今後一切の核実験を行わないこと求めます。

平和を願う多くの人々の期待を裏切ることのないよう、核兵器の廃絶に向けて真摯に努力されるよう強く要請します。

 

                                 2024年5月20日

                                 日本国 兵庫県 芦屋市長 髙島 崚輔

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