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更新日:2015年12月9日
本市では、戦後70年、昭和60年10月15日に芦屋市議会が「非核平和都市宣言」を決議してから30周年を記念して、平成27年10月18日(日曜日)に市役所北館前広場の花壇に、宣言文の記念銘板を設置し除幕式を執り行ないました。
緑濃い六甲の山、
青く澄みきった空、
清らかな川の流れ、
夕日に映える瀬戸の海、
この美しい自然は、
わたしたちの宝であり、
未来の子供たちに残すことは、
わたしたちの願いです。
けれども、この願いに背をむけるかのように
核兵器は増え続け、
世界を破滅の淵においやろうとしています。
核兵器の廃絶は、今や全人類の死活にかかわる
最も緊急の課題であり、
最大の願いにほかなりません。
戦後いくたびか、
平和を願う人類の理性と決意は、
核兵器の使用と核戦争を防いできました。
わたしたちは、この理性と決意を信頼し、
かけがえのない生命の星、青く輝く地球を
笑顔にあふれる子供たちに残すため、
いまふたたび、心をひとつにして
核兵器を廃絶するよう、全世界によびかけます。
そして、国是である非核三原則の厳守を
強く希望するとともに、
わたしたちの街・芦屋をいかなる形であろうとも
核兵器に関連して使わせないことを自ら決意し、
ここに非核平和都市であることを宣言します。
芦屋市議会(昭和60年10月15日決議)