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更新日:2025年8月1日
平和への願いを込めて、平成29年5月に市役所東館北側緑地に植樹したアオギリ二世は、次世代へ平和の尊さを伝えるシンボルとして成長し続けています。
(令和7年7月22日撮影)
平和首長会議からいただいた「被爆アオギリ二世」の苗木の植樹から、今年で8年目となります。
アオギリは生命力がとても強く、実際に広島で被爆したアオギリも、翌年(昭和21年)には新しい芽を吹き返したといいます。市で植樹したアオギリ二世も毎年すくすくと成長し、大きな葉が生い茂り、広がる樹形には生命力を感じられます。
今年は、被爆及び戦後から80年を迎えます。市では戦後80年及び非核平和都市宣言40周年を記念し、「あしや平和の集い」を開催いたします。この機会に、改めて平和について考え、ともに行動するきっかけとなれば幸いです。
戦後80年及び非核平和都市宣言40周年記念「あしや平和の集い」
(令和6年7月5日撮影)
平和首長会議からいただいた「被爆アオギリ二世」の苗木を植樹し、今年で7年目を迎えました。この数年は非常に暑い夏が続いていますが、暑さにめげることのない生命力の強さを感じられます。
アオギリは英名で「Chinese parasol tree」と呼ばれています。深々と生い茂る葉はまるでパラソルのようで、優しく私たちを包み込んでくれているかのようです。
来年は被爆から、そして戦後から80年を迎える年になります。大きな節目をまもなく迎える中、戦争の記憶を風化させることなく、だれもが平和を感じられる世界の実現に向けて、私たちにできることを一緒に考えていきましょう。
戦後70年が過ぎ、後世に平和の大切さを継承していくため、本市が平成23年7月に加盟した平和首長会議から広島で被爆した樹木アオギリの種から発芽した苗木「アオギリ二世」をいただき、平成29年5月2日(火曜日)に市役所東館の北側緑地にて、市立精道幼稚園児の皆さんによる植樹を行ないました。
このアオギリは、昭和20年に広島に投下された原子爆弾に被爆しながらも、焼け焦げた幹から再び芽吹き、今もなお、多くの人々に、生きる勇気と希望を与え続けています。
今回、植えた苗木が大きく成長し、次世代に平和の尊さを伝えていくシンボルとして、市民の皆さまに親しまれるよう願っています。