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更新日:2024年6月4日
近年、交通事故やスポーツ障がい等の後に、脳脊髄液が漏れ出し減少することによって、起立性頭痛など頭痛、頸部痛、めまい、倦怠、不眠、記憶障がいなど様々な症状を呈する「脳脊髄液減少症」と呼ばれる疾患が起こるのではないかという報告が一部の研究者からなされています。この疾患については、いまだ統一的な診断や治療の基準が確立されていないことから、平成19年度に国において診断基準などを検討するための研究班が設置され、診療指針の作成をめざしています。平成28年度からは「非典型例の診断治療法の確立」「小児の脳脊髄液減少症の病態解明、診断治療法の開発」の新たな研究が開始されています。
「X線透視下での硬膜外自家血注入による髄液漏閉鎖術」といい、脳脊髄液減少症における髄液漏出に対して、髄液漏れの閉鎖を行なうものです。脳脊髄液減少症に対する有効な治療法の一つとされており、平成28年4月から保険適用となりました。
兵庫県芦屋健康福祉事務所
地域保健課
電話番号0797-26-8152
脳脊髄液減少症についての詳しい情報は、次をご参照ください。
兵庫県健康福祉部健康局疾病対策課(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)
特定非営利活動法人脳脊髄液減少患者家族支援協会(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)
脳脊髄液減少症の診断治療の確立に関する研究(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)
医師専用のホームページです。治療や診断に関する参考データや動画を見ることができるサイトです。症例数の多い厚生労働省脳髄液減少症研究班所属の医師にアドバイスを受けることができます。
脳脊髄液減少症ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)