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更新日:2025年6月4日
家電や電子機器などの電気製品は、
私たちの生活や社会を支える重要な役割を担っています。
しかし、誤った使用方法や取扱いの不注意から、
火災につながる場合があります。
今回は電気製品を使用する際の注意点をお知らせします!
・トラッキング現象
コンセントに差し込んだプラグの刃と刃の間にほこりが溜まり、
ほこりが湿気を吸うことで、
放電による火花が発生して出火します。
これを「トラッキング現象」と呼びます。
ほこりが溜まりやすい場所、
台所や脱衣所など水気の多い場所、
長時間差し込まれているコンセントは特に注意が必要です。
・コードの束ね、折れ、挟まれ
電気製品のコードを束ねて使用すると熱がこもります。
熱がこもると、コードの保護材が溶けて電気配線がショートし、
出火する危険があります。
また、コードが折れていたり、コードの上に物を置いていると、
コードの中の銅線が切れてしまうことがあります。
銅線が断線すると発熱や火花が発生し、
出火する危険に繋がります。
・たこ足配線
コンセント等には定格容量(許容電流)が決められています。
たこ足配線を使用し、
一度に多くの電気製品を使用し続けると、
過電流が流れて出火する危険があります。
・コンセントにプラグをきちんと差し込みましょう
・コンセントにほこりが溜まらないように掃除しましょう
・電気コードを束ねたり、折れた状態で使用しないようにしましょう
・定格容量を超えたたこ足配線の使用はやめましょう
・家具等で電気コードを踏みつけないようにしましょう
・故障やコードが傷んだ電気製品は使用しないようにしましょう
・使用していない電気製品のコンセントは抜きましょう
・電気製品の取扱説明書をよく読みましょう
慌てて通電状態のまま水をかけると、感電事故につながる恐れがあります。
・電気を遮断しましょう(コンセントからプラグを抜く、ブレーカーをOFFにする)
・消火器で消火を試みましょう
※危険を感じたら迷わず避難を優先しましょう
・119番通報しましょう