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更新日:2025年8月5日
飲食店・工場等から排出される事業系の廃食用油(揚げ物などの調理に使用した後の使用済み食用油の総称)は、国内で回収・リサイクルされていますが、一般家庭から排出される家庭系廃食用油は、年間約9万tが廃棄されており、その活用方法が課題となっています。
芦屋市では、脱炭素社会へ向けた資源循環の取り組みの1つとして、植田油脂株式会社及びENEOS株式会社と令和7年3月27日に廃食用油のリサイクルに関する連携協定を締結し、一般家庭から排出される使用済み食用油(廃食用油)を回収し、SAF=Sustainable Aviation Fuel(持続可能な航空燃料)へリサイクルする事業を令和7年4月より開始しました。
従来の石油製品と比較して、約60~80%のCO2削減効果があり、エンジンの電気化や水素の活用が困難とされている航空業界において、なくてはならないエネルギーとして注目されています。
左から、植田油脂株式会社 髙橋 史年 氏、髙島市長、ENEOS株式会社 古谷 大介 氏
ご家庭で使い終わった油をペットボトルの容器に入れ、回収拠点へ、市民の皆さまが直接お持ち込みいただきます。
集まった廃食用油は、植田油脂株式会社が回収をおこない、当該施設で不純物除去・精製をおこないます。
その後ENEOS株式会社がSAFプラント稼働を予定する2028年度以降にSAFの原料として活用をおこないます。プラント稼働までは植田油脂株式会社にてバイオディーゼル燃料等に活用をいたします。
植田油脂株式会社より、廃食用油の回収ボックスを提供いただいています。現在、芦屋市役所北館玄関口のほか、計5か所に設置していますので、お立ち寄りの機会に、お気軽にお持ちください! 設置場所:チラシ(PDF:291KB)
設置場所 | 住所 |
芦屋市役所北館玄関口 | 精道町7-6 |
芦屋市環境処理センター | 浜風町31-1 |
ヨネダ園芸 | 茶屋之町7-12 |
阪本商会 | 打出小槌町3-1 |
みなと銀行 芦屋駅前支店 | 船戸町5-1 |
イベント開催時にも、回収を行っています。
開催中のイベントはこちら!→本・古着の交換会
<手順>
1)家庭で出た使用済の食用油をペットボトルに入れる
2)ペットボトルを回収ボックスにそのまま入れる(外装OK!)
※油はこさなくても大丈夫です。
※ご家庭でペットボトルに注ぐ際は、冷ましてから入れてください。
※ペットボトルのキャップは必ず締めてください。
ーーペットボトルに入れずに、袋に直接油を入れるのは漏れる可能性がありますのでおやめくださいーー