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更新日:2026年3月30日

芦屋市は阪急芦屋川駅から徒歩で向かえる登山口などが複数存在し、
六甲山系へのアクセス拠点として多くの登山客が訪れます。
その反面、毎年登山客の滑落や遭難が発生しています。
このような事案に備え、山間部で山岳救助訓練を実施しましたので、
その様子をお届けします。

今回は、登山中のハイカーが登山道から滑落し、
右足首を捻挫し歩行困難であるという想定で、
訓練を開始しました。
通報者からの情報をもとに、
救出に必要なロープや担架を携行して要救助者の元まで向かいます。

呼びかけや周囲の状況を確認しながら登山道を進み、
登山道から10m下部にいる要救助者を発見しました。
隊員を要救助者の元まで進入させ、
要救助者の容態に応じた救出プランや縛着資器材の選定を行います。

救出の準備が整った後、
ロープ等を使用して、登山道から10m下部にいる要救助者を登山道まで引き上げます。
山間部では平坦な場所が少なく、
登山道周辺は急な斜面や不安定な足場が多いため、
ロケーションに応じた活動が必須です。

介添え(要救助者に隊員がつくこと)による救出を行いました。
介添えは樹木などが担架に引っ掛からないように操作したり、
要救助者の観察を継続して行うことができます。
要救助者を登山道付近まで救出し、訓練を終了しました。

消防庁舎の訓練施設で行う訓練とは違い、
実際の山間部での訓練は貴重な機会となりました。
各隊員にとっては、多くの学びや課題が出たかと思います。
引き続き、迅速かつ確実な救助活動ができるように、
訓練を実施していきます。