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更新日:2023年10月20日

令和5年度 山岳救助航空隊連携訓練を実施しました!

山岳

夏の暑さも終わりが近づき、過ごしやすい気温になってきました。

秋に近づくにつれ、登山をする人も増えるでしょう。

そこで発生するのが、山岳救助(山の遭難・事故)です。

山岳救助は山中での体調不良や怪我、道迷いなど様々な要因で起こります。

そんな様々な事案に対応するべく、毎年この時期には山岳救助訓練を実施しています。

今年度は、令和5年9月19日に兵庫県消防防災航空隊(ヘリコプター)と

連携する訓練を実施しましたので、訓練の様子をお届けします!

 

いざ、災害現場(訓練場所)へ!

活動開始

今年度の訓練は「荒地山」という場所で訓練を実施しました。

荒地山山頂付近で男性が滑落し、自力で動けないという想定です。

 

収容

隊長!要救助者発見!

要救助者に接触し、容態を確認した後、専用の担架に収容します。

 

垂壁

約5mの大きな壁。

ロープを使用して要救助者を救出します!

山中では、このような厳しい環境下での救助活動がほとんどです。

要救助者を救出するため、常日頃から厳しい想定の訓練をしています!

 

搬送

5ⅿの壁をクリアしたあとは、ピックアップポイントまで要救助者を搬送します。

登山道は狭く足場が悪いので、隊員間で連携を取りながら慎重に搬送します!

ピックアップポイントとは、要救助者をヘリコプターで引き上げることができる場所のことを言います。

 

ヘリコプターで救出!

航空隊収容

ピックアップポイントに到着しました!

黒色のヘルメットを着装している2名の隊員が兵庫県消防防災航空隊の隊員です。

要救助者をヘリコプターで引き上げる準備をします。

ヘリコプターでの活動中はダウンウォッシュと呼ばれる 強烈な風が発生するため、物品の飛散、

砂塵の巻き上げや落石が誘発されることがあり大変危険です。

そのため、ハイカーの皆様には活動中、近くに寄らないように

お声がけさせていただくことがあります。

今回の訓練中にもハイカーの方に活動が終了するまでお待ちいただきました。

ご理解とご協力頂き、ありがとうございました。

 

ピックアップ2

救出開始!!

ヘリコプターで要救助者を引き上げる際は、兵庫県消防防災航空隊の隊員1名が

介添えをしながら、ヘリコプターまで上がります。

救出の際、ヘリコプターのダウンウォッシュの風の影響により、

担架がくるくると回転してしまいます。

地上の隊員は、担架につながれたロープを保持し、

回転防止に努めます。

ヘリコプター、空中の隊員、地上の隊員がそれぞれ連携を取り、

「安全」「確実」「迅速」に救出ができるように活動しています。

 

ピックアップ1

要救助者をヘリコプターに収容し、救出完了です!

地上に残っている1名の隊員がヘリコプターに引き上げられた後、

ヘリコプターは直接病院へ搬送するか、市内のヘリコプター臨着場で

要救助者を救急隊へ引き継ぎ任務完了です!

以上が今年度の山岳救助航空隊連携訓練の様子でした。

 

いかがでしたか?

実現場でも兵庫県消防防災航空隊と密に連携を図り、

要救助者にとってベストな活動が出来るようにこれからも訓練に励みます!

 

消防署からのお知らせ

芦屋市には登山口が多数存在していることと、アクセスの良さから多くの登山客が訪れて来ます。

登山の事前準備を怠らず、安全・快適に登山を楽しんで頂きたいです。

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【特集】山の遭難・事故をなくそう!「登山の事前準備5選 プラス1」

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