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更新日:2023年5月20日
令和4年3月24日(木曜日)9時00分~12時00分
芦屋市消防署にはオレンジ色の救助服の隊員達で構成される特別救助隊が配備されています。
特別救助隊員として任命されるには、1年間を通し厳しい訓練を重ね、定められた訓練時間をクリアしなければいけません。体力はもちろん、本人の強い意志、弛まぬ努力が必要不可欠です。
訓練を通して得た規律、知識、技術を披露するため、特別救助隊員養成訓練【査閲(さえつ)】を実施しました。
今年度は全署員の中から2名の隊員が特別救助隊員養成の対象者として選抜され、厳しい訓練を積んできました。来年度からは救助隊員の一員としてオレンジ色の救助服に袖を通すことになります。
今後、救助現場での活躍が期待される新進気鋭の隊員です!
要救助者を担架に乗せ、ロープで引き上げて救出している様子です!
下部にいる隊員達は、担架が壁に引きずられたり、障害物に干渉しないようにロープを操作しています。
隊員一人一人与えられた任務は違えど、部隊として要救助者を救出するという目的は同じです。
隊員達で相互にコミュニケーションをとり、要救助者第一の安全で効率的な救助活動を行ないます。
高所作業中の作業員が宙づり状態で身動きがとれなくなったことを想定した救出訓練の様子です。
救助隊員はロープに身を預けた不安定な状態で要救助者の救出を行ないます。
全ての訓練が終了し、訓練指揮者による訓練終了報告をしたのち、消防長から講評をして頂きました。
これにて、今年度の特別救助隊員要請訓練は終了です。
しかし、訓練に終わりはありません。新年度に向け、より一層気を引き締めていきたいと思います。
今年度をもって定年退職を迎えられる消防署長と、同じく今年度をもって救助隊を勇退される
2名の救助隊長とのスリーショットです(^^)
消防署長もかつては救助隊長として阪神淡路大震災を経験するなど、救助現場で活躍されていました!
隊員の顔ぶれや資機材は毎年新しくなっていきますが、救助隊としての意思は変わることなく脈々と受け継がれています。
本当にお疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
芦屋市消防署には現在14名の特別救助隊員が在籍しており、
いかなる救助事案にも対応するために日々訓練に取り組んでいます!
今後も芦屋市消防署 特別救助隊の活躍にご期待ください!
次回の更新をお楽しみに☆