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更新日:2023年1月10日
令和4年5月17日(火)10:00~11:00
出水期における災害防止のため、消防職員だけでなく消防団員、市職員が集結し水防活動の技術の向上を図り連携強化を行い、約100名での大規模な訓練となりました!
新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、工夫を凝らした計画の基、訓練を行っています。
台風の接近及び潮位の変動に伴い、河川が増水。堤防の越水危険が人家へ迫り人命及び家屋への被害拡大が予想されるため、水防隊による堤防越水防止の災害防除活動を展開する。
芦屋市長(水防本部長)に対して訓練開始報告を行います。
大隊長の「訓練かかれ!」の号令とともに、全隊員が呼応し活動を開始しました。
現場付近に滞在している市民に対し、避難広報を実施しています。
各小隊は水防活動で使用する資機材の調達及び搬送を行います。
水害となれば、かなりの量の資機材が必要になるため、搬送するだけで時間がかかり体力が失われますが、どんな過酷な状況であっても耐え抜く精神力と体力を普段の訓練で養っています。
今回、使用した資機材は土のう袋、剣スコップ、鉄杭、ハンマーです!
今回の訓練では約600袋もの土のうを作成しました。
1袋づつ、剣スコップで砂を入れ、先を紐で結ぶ作業を繰り返します。
作成した土のうを並べていきます!
前後に並べていき、隙間ができないようにします。
土のうの配置が完了すれば、鉄杭を突き刺し固定します。
固定することで強度が増し、水圧や障害物に対しても崩れない強固な壁が完成します。
作成した約600個の土のうを重ねて「積み土のう工法(3段積み)」を作成しました。
土のうを3段に重ね、今回作成した横幅は約20mにもなり、越水を防ぎょします!
次の現場に備えるため、撤収作業は確実、迅速に行います。
普段、消防署で訓練する際も上記のことを意識して実施しています!
全ての訓練が終了し、大隊長による訓練終了報告をしたのち、芦屋市長から講評をして頂きました。
これにて、今年度の水防訓練は終了です。
芦屋市消防署では、毎年この時期に水防訓練を実施しています。
しかし、訓練に終わりはありません。
新年度に向け、より一層気を引き締めていきたいと思います。
☆次回の更新をお楽しみに☆