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更新日:2023年11月23日
芦屋消防で一番新しい部隊である潜水隊。
毎年10月頃に、芦屋市に面する海で水難救助訓練を実施しています。
水辺の事故は夏場のイメージが大きいですが、季節問わず、水難事故は発生しています。
今回の訓練は水中に潜って活動する「潜水班」とボートなどを使用し水面で活動する「水面班」、
陸上から水中及び水面の活動を支援する「支援班」に分かれて訓練を実施しました。
潜水隊について気になる方は特集ページがありますので、
是非チェックしてみてください♪(下記リンクからアクセスできます。)
今回の訓練は芦屋市の東側に面する海域で訓練を実施しました。
潜水に必要な装備を着用し、エントリー(入水すること)します!
約3mの高さから海に飛び降りるので、
経験が浅い新規隊員にとっては一つの試練と言えるでしょう。
エントリーが完了すれば、陸上に対してOKサインを出し、
身体、資器材等に異状がないことを伝えます。
ボートは水面での活動を行い、陸上との連携を取ったり、
要救助者をボートに収容して搬送するなどが主な役割になります。
こちらは要救助者をクレーンで引き上げる訓練です。
芦屋消防では救助工作車(芦消7)と今回訓練で使用した資器材輸送車(芦消22)
にクレーンが積載されています。
水面から陸上まで高低差がある場合、クレーンを使用し、陸上に引き上げます。
要救助者が包まれている黄色の資器材はエバックハーネスといい、
一部がメッシュ構造になっているので、水中で使用しても、水が抜ける優れものです。
水面から陸上に上がることをエキジットといい
はしごやタラップなどを設定して上下移動ができるようにしています。
垂直に設定されたはしごを登るのはただでさえ難しいですが、
ボンベなど着装している資機材の重さは約20kgあり、
水でぬれているため、更に重量は増えています。
潜水隊は市内の海域やプール、兵庫県消防学校などで訓練を重ねています。
また、他機関(警察、海上保安庁)と合同で実施する潜水訓練にも参加しており、
隊員のレベルアップに取り組んでいます。
今後も潜水隊の活動を更新していきますのでよろしくお願いします♪