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更新日:2018年10月2日
「食」は命の源であり、私たちの生活の基本となり、日場生活のあらゆる場面において、重要な役割を担っています。市民が心身の健康を確保し、生涯にわたっていきいきと暮らすためには、「食」の充実が大変重要です。しかしながら、近年では不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、食の安全への不安など、「食」を取り巻く様々な問題が生じています。そこで、あらためて「食」のあり方を方向づけた「食育基本法」が平成17年6月に成立しました。
「食育基本法」の中では、「食育」を次のように位置づけています。
1.生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基本となるべきもの
2.様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること
震災を経験した本市として、全ての市民がどのような状況に遭遇しても健全な食生活が営めるようにすることが必要です。
芦屋市では平成21年7月「芦屋市健康増進・食育推進計画(第1次計画)」、平成25年7月「第2次芦屋市健康増進・食育推進計画」を策定し、健康と食育の分野の取組を相互に推進してきました。平成30年3月末の第2次計画の計画期間終了に伴い、進捗状況の評価を行ないつつ、社会状況の変化への対応や今後の新たな課題等、時代の変化に対応した新たな計画として、平成30年3月、第3次芦屋市健康増進・食育推進計画を策定しました。
食は健康の基本です。「健康を維持する食習慣の確立と実践」「食の安心安全への取り組み」「食育の推進と連携」を3つの柱としてすべてのライフステージに向け、関係機関・団体等と連携及び協働を図りながら、食育を推進していきます。
平成30年7月28日(土曜日)保健福祉センターにおいて”第9回あしや健康福祉フェア”が実施されました。
3階の会議室2の食育推進・栄養相談コーナーでは、”減塩de健康大作戦”を合言葉に、食育関係団体と協力し、減塩に関するクイズや体験コーナー、減塩レシピの配布、試食などを行ない楽しい催しとなりました。総来所者数は約300名と大変多くの方に来ていただきました。
【おだしの試飲で味覚チェック】(芦屋栄養士会)
実際におだし(塩分濃度0.8%)を試飲してもらい、塩分をおいしく感じられるかどうかを体験するコーナーでした。一番人気のコーナーとなりました。
【塩分クイズ】【塩をはかろう!計量コーナー】(芦屋在宅栄養士会)
市販品や食品に含まれる塩分についてのクイズ、塩ひとつまみや塩少々を実際に計量するコーナーでした。クイズに参加された方は「減塩の知識の確認になった」と、感想を述べられていました。また、塩の計量ではご自身が思っていたより塩の量が多いと気づかれた方が多かったようです。
【野菜折り紙】
野菜に含まれるカリウムには減塩効果があります。野菜に親しみをもってもらうために、折り紙で夏野菜(トマト・ナス・きゅうりなど)を折ってもらいました。小さいお子さんに人気のコーナーとなり、親子で仲良く折り紙を楽しまれていました。
芦屋栄養士会の栄養士による栄養相談コーナーが設けられました。減塩チェック表で自分の塩分の取り方をチェックしたり、日ごろの食事の塩分や栄養についてじっくり相談される方も多く、盛況でした。小学生のお子さんで自分の食事を相談する方もいらっしゃいました。
各団体のおすすめ簡単減塩レシピを配布しました。レシピの人気は高く、持ち帰る方が多くいらっしゃいました。
芦屋市に高血圧の患者が多い現状、減塩の必要性や塩分の目標量、減
塩方法についてのポスター展示や、市販品に含まれる塩分量をフードモデルで展示しました。特にフードモデルに興味を示される方が多かったです。
この日の試食メニューは、
毎年大好評で、試食はあっという間になくなりました!!
<リンク>
ひょうごの食育(兵庫県)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)
食育の推進(農林水産省)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)