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更新日:2025年7月18日
令和7年7月19日(金)、第53回消防救助技術近畿地区指導会が
兵庫県広域防災センター(兵庫県消防学校)で開催されます。
消防救助技術近畿地区指導会は、兵庫県及び大阪府の救助隊員が集まり、救助技術の向上と
安全・確実な活動を目指して行われる大会です。
今年度で53回目となり、歴史のある大会となっています。
芦屋市消防本部からは、「はしご登はん」「ロープ応用登はん」
「ロープブリッジ救出」の3種目に出場します。
今回は出場種目の紹介をしていきます!
消防救助技術近畿地区指導会では14種目の訓練が行われ、
訓練開始から終了までの早さ、正確性を競う大会です。
種目は陸上の部(7種目)と水上の部(7種目)があります。
各種目には基準タイムと減点があり、基準タイム以内であることと減点がなければ入賞となります。
入賞した隊員・チームの中で上位の者が第53回全国消防救助技術大会(全国大会)への切符を勝ち取ります!
ロープを使って自己確保の命綱を作成した後、
垂直に固定された15mのはしごを登はん(登ること)します。
災害建物への進入など、消防活動には欠かせない技術です。
登はん者(ロープを登る隊員)と補助者(ロープを操作して登はん者を補助する隊員)で
構成され、垂直に設定された15mのロープを登り切るまでのタイムを争います。
登はん者の腕っぷしも重要ですが、補助者の繊細なロープ操作がとても重要な種目です。
ロープブリッジ救出訓練は4人1組のチームで要救助者を救出し、その後、
救出にあたった隊員が無事に脱出するまでの早さ、正確さを競う種目です。
4人で行う種目ですので、1人のミスが大きくタイムに影響します。
その分、隊員達にはプレッシャーがかかります。
本番に向けて隊員たちは厳しい訓練を重ね、体力、精神力、技術力を高めています。
現場活動でも安全・確実な活動を行い、市民の期待に応えます。
大会当日の結果については後日、お知らせ予定です!