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更新日:2023年1月10日
芦屋市消防署で1台しかないこの車両には、災害が起こった際に現場を取り仕切る大(中)隊長が乗車しています。
消防活動は指揮・命令系統がしっかりしているので、各個人がばらばらに動くことはありません。
隊員たちをまとめる小隊長、小隊長たちに命令を下す中隊長。そしてその現場の隊員たちの動向を把握・管理し、現場を率いる大隊長。
この指揮・命令系統がしっかりしているからこそ,事態の早期終息につながります。
現場活動中は無線機を活用し、災害現場の各要所で活動する隊員達の動向を管理しています。
簡潔・明瞭でわかりやすい無線を送り、現場活動を円滑にするために、日ごろから研鑽を重ねたスキルが必要です。
刻々と変化する災害の状況を集約・整理するため、無線機や図面を有効活用し、部隊を指揮・統制を行います。災害活動を円滑にすることで、事態の早期収束を図ることが指揮隊の役割です。
災害現場での要救助者数、要救助者の状態、活動する部隊、その他さまざまな情報はここで集約されています。