ここから本文です。
更新日:2019年2月6日
皆さんこんにちは
芦屋市福祉センターです。
エントランス・コンサートpart102のご報告です。
AーKlang(エークラング)の
高橋乗子さん嶋本味保さんのご出演で
チェロとピアノの演奏会でした。
うす曇りの寒い昼下がり
チェロのソロ演奏が始まると
150人のお客様が
静かに耳を傾けます。
豊かに深く響くチェロの音に
古いヨーロッパの街並みや
美しいお屋敷、
手入れの行き届いた庭園の映像が
思い浮かびます。
その音を聴いていると
安心感や心地よさで一杯になり、
もしもこのまま眠りにつくことができれば
なんと幸せなことであろうと
感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
チェロのソロ演奏を身近で聴く貴重な機会でした。
ピアノとチェロのコラボレーションでは
ドラマチックなエレジー(哀歌)や
蝶の舞う姿を音楽にした難関の曲を
渾身の演奏で披露されました。
後半はピアノソロの演奏で始まります。
「即興曲第1番」はショパンの独特の世界を
小さな曲として完成させたものです。
「シチリアーノ」や「白鳥」は
どこかで必ず聞いたことがある
心の琴線に触れるような名曲です。
ふたりの演奏は繊細で気品に満ち溢れ
会場の皆さんは
いつまでも聴き続けていたいと
思われたのではないでしょうか。
みんなで歌いましょうは
「花は咲く」
あの1月17日の阪神・淡路大震災から24年
いまだ悲しみの癒えることのない人も住むこの芦屋で
「花は花は花は咲く」の歌詞を
手話歌で会場の皆さんと一緒に歌うことは
数々の自然災害で被災された方々に
祈りをささげるようでもありました。
「春を奏でる」新春のコンサート、
その清々しい演奏に心からの拍手が送られました。
では次回の福祉センターエントランス・コンサートをお楽しみに