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更新日:2024年6月12日

学力向上支援事業

令和5年度まで実施していた学力向上支援事業のまとめを掲載しています。

1.研究テーマ

(1)主体的・対話的で深い学びの実現

  • 子どもが自ら考え、自己の考えを表現し、他者の意見を尊重しながら対話する力を養う。
  • 効果的な学びの場を提供し、学習の質を向上させる。

(2)基礎学力の定着

  • 基礎学力の向上を図るとともに、学習習慣の確立を目指す。

(3)対話力・聴き合い力の育成

  • 共感力や協調性を養い、コミュニケーション能力を高める。

2.具体的な取り組み

(1)基礎学力の定着

  • 朝の時間に読書タイムやスキルタイムなどを取り入れる。

(2)ICTの活用

  • 授業時間や家庭学習において、タブレットの活用を進める。
  • タブレットを活用した授業研究や公開授業を通じて、教員間での実践共有を進める。
  • タブレットの使い方や効果的な授業方法について、教員向けの研修を定期的に実施する。

(3)対話的な学びの推進

  • 授業中にペアやグループでのディスカッションを増やす。

(4)公開授業と事後研究会

  • 授業公開を実施し、事後の研究会において、教員間で意見交換をする。

3.成果

(1)基礎学力の定着

  • 読書タイムやスキルタイム等の実施により、子どもの基礎学力が向上し、学習習慣が確立された。読書タイムを実施した学校は、子どもの集中力が向上し、読解力の強化が見られた。
  • 個別指導を通じて、子ども一人ひとりの理解度が深まり、学習効果が上がった。スキルタイムを実施した学校は、子ども一人ひとりの課題に対して適切な支援が実施できた。

(2)ICTの効果的な活用

  • 授業や家庭学習でのタブレットの活用が進み、学習の効率が向上した。
  • タブレットを活用した協働学習の実践が進み、子どもの学び方の幅が広がった。
  • タブレットを活用した授業研究や公開授業を通じて、教員間での実践共有が進み、効果的な活用方法が広まった。
  • タブレットの使用により、子どもの関心・意欲が高まり、主体的に学習に取り組む姿勢が見られるようになった。また、子どものICTリテラシーが向上した。

(3)対話力の向上

  • ペアやグループ活動を通じて、他者の意見を聴き、自分の意見を表現する力が養われた。
  • 対話することを通じて、思考の深まりや理解の深化が促進された。
  • 子どもが主体的に学びに参加する姿勢が育まれ、対話の中で自分の考えを整理し、表現する力が向上した。

(4)教員のスキルアップ

  • 授業公開によって、教員の教育実践に対する理解が深まり、授業の質が向上した。
  • 外部講師からのフィードバックによって、授業内容の改善が図られ、教師間での共有が進んだ。
  • 教員同士が互いの授業を参観し、フィードバックし合う風土が醸成され、教員同士の協力体制に強化が見られた。

4.課題と今後の方針

(1)対話的な学びの深化

  • 対話をさらに深めるための課題設定や評価方法の研究が必要である。
  • ペアやグループ活動の質を向上させるための研修を継続する。
  • 子どもが対話を通じて学ぶために、教員のファシリテーターとしてのスキルを向上させる必要がある。

(2)教員の協力体制の強化

  • 教員同士が互いの授業を参観し合い、フィードバックし合う風土を醸成する。
  • 定期的な研修会やミーティングを開催し、情報共有や意見交換の機会を増やす。

(3)個別最適な学びの推進

  • 子どもの個別のニーズに対応するための学習方法やカリキュラム改善が必要である。

(4)学習環境のさらなる整備

  • 学習環境の整備を強化し、子どもが主体的に学ぶことができる環境を整える。
  • 教室のレイアウトや設備を見直し、子どもが集中して学習できる環境を整備する。

お問い合わせ

教育委員会教育部学校教育室学校教育課

電話番号:0797-38-2087

ファクス番号:0797-38-2089

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