更新日:2024年4月30日
骨髄移植後等の予防接種の再接種に対する一部助成について
骨髄移植等(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、さい帯血移植)を行なった場合、定期予防接種を通じて、移植前に得られていた免疫が低下若しくは消失し、感染症に罹患する可能性が高くなります。そこで、再接種により免疫を再獲得して集団感染やまん延を防止すること、また、接種を受けられる方の経済的負担を軽減するために、芦屋市では再接種費用の一部を以下のとおり助成します。
助成対象者(以下の条件をすべて満たす方)
- 予防接種を受ける日において、20歳未満の芦屋市民の方。
- 骨髄移植等によって移植前に接種した定期予防接種ワクチンの免疫が低下又はなくなったため、再接種が必要と医師が認めた方。
- 所得制限の基準を満たす方。(接種を希望する方と同一世帯の方の申請する年度分の市民税の所得割の額を合計した額が23万5千円未満の方。ただし、算定条件、控除条件等がございますので、詳細はお問合せください。)
助成対象期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日
助成対象となる予防接種
予防接種の種類 |
接種年齢の上限 |
ヒブ |
10歳未満 |
小児用肺炎球菌 |
6歳未満 |
5種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・Hib) |
15歳未満 |
4種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ) |
2種混合(ジフテリア・破傷風) |
20歳未満 |
麻しん・風しん(MR)混合 |
日本脳炎 |
ヒトパピローマウイルス感染症 |
水痘(水ぼうそう) |
B型肝炎 |
※ロタウイルスワクチン、結核(BCG)は対象となりません。
助成金額
予防接種に要した費用もしくは芦屋市の予防接種の委託料単価のうち、いずれか低い金額から自己負担分(1割)を除いた費用を助成します。
※抗体検査や医師が記入する理由書等の文書料は含みません。
手続きの流れ
1.助成対象の認定申請
再接種を希望される方は、必ず再接種を受ける前に下記の必要書類を添えて、芦屋市こども家庭・保健センター窓口(芦屋市呉川町14番9号)に提出してください。
必要書類
- 芦屋市予防接種再接種費用助成対象認定申請書(様式第1号)(PDF:86KB)(別ウィンドウが開きます)(事前に記入してください)
- 芦屋市予防接種再接種費用助成に関する理由書(様式第2号)(PDF:36KB)(別ウィンドウが開きます)(文書料が必要になる場合があります)
- 定期予防接種の接種歴が確認できる物(母子健康手帳の予防接種記録ページの写し等)
2.審査と助成認定
申請書類を受理した後、内容の確認を行ない、市の助成対象であるかを審査します。認定された場合、「芦屋市予防接種再接種費用助成対象認定通知書(様式第3号)」を送付します。また、認定されなかった場合、「予防接種再接種費用助成金不交付決定通知書(様式第4号)」を送付します。
※書類の発行には、書類一式を受理した日から2週間程度かかります。
3.予防接種の再接種
- 医療機関で芦屋市から助成対象の認定を受けた予防接種を受けてください。必ず「芦屋市予防接種再接種費用助成対象認定通知書(様式第3号)」が届いてから再接種を行ってください。
- この予防接種は、任意接種となります。万一健康被害が起こった場合は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の補償の対象となります。
- 接種費用についてはいったん全額自己負担でお支払いいただき、接種後、芦屋市に助成金の交付申請を行なってください。その際、予防接種を受けた医療機関の領収書・明細書の原本(予防接種の種類、接種日が記載されたもの)と、予防接種を受けたことが確認できる書類(予診票など)が必要ですので、医療機関から受け取り、大切に保管して下さい。
4.助成金の交付申請
下記の必要書類を窓口または郵送で芦屋市こども家庭・保健センターへご提出ください。
※予防接種の再接種を受けた日の属する年度の末日まで(必着)に申請が必要です。
- 芦屋市予防接種再接種費用助成金交付請求書(様式第5号)(認定時にお渡しします。)
- 予防接種を受けた医療機関の領収書・明細書の原本(予防接種の種類、接種日、金額が記載されたもの)
- 接種した予防接種予診票の原本またはコピー(助成対象者の氏名、予防接種の種類及び接種日、医療機関の名称の記載があるもの)
- 振込口座通帳のコピー(銀行名、支店名、口座の種類、口座番号、名義人がわかるページ)
5.助成金の振り込み
後日、予防接種費用の助成金を指定の口座に振り込みます。