更新日：2025年8月4日

四種混合ワクチン販売中止に伴う交互接種について

• ジフテリア、破傷風、百日せき、ポリオ、ヒブワクチン定期接種は、「五種混合ワクチン」あるいは「四種混合ワクチンとヒブワクチン」のいずれかで、同じワクチンによる4回接種が原則です。
• 五種混合ワクチンは、従来の四種混合ワクチン（ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ）にヒブワクチンを加えたワクチンです。
• 基本的には、同ワクチンでの接種が望ましいですが、四種混合ワクチンの製造販売が終了したことにより、4種混合ワクチンで接種が完了できない場合、以下に示す方法により定期接種を実施することも可能です。

接種方法の一例

• 四種混合ワクチン及びヒブワクチンを初回接種として3回接種→5種混合ワクチンを追加接種として1回接種。
• 四種混合ワクチンを初回接種として3回接種し、ヒブワクチンは4回接種（接種完了）→三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチン、または五種混合ワクチンで接種可能。
• 各ワクチンに含まれる成分が既定の回数（通常4回）になることが望ましいですが、四種混合ワクチンが入手できない場合は、ヒブの接種回数によらず、五種混合ワクチンを使用することも可能です。

参考（厚生労働省事務連絡）

• 四種混合ワクチンの販売中止に伴う対応に係る留意事項について（令和7年7月25日事務連絡）（外部サイトへリンク）（別ウィンドウが開きます）
• 百日せきの流行状況等を踏まえた、定期の予防接種の実施及び沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチンの安定供給に係る対応について（令和7年5月19日事務連絡）（外部サイトへリンク）（別ウィンドウが開きます）
• 四種混合ワクチンの販売中止に係る対応について（令和7年2月27日事務連絡）（外部サイトへリンク）（別ウィンドウが開きます）