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更新日:2024年9月6日
風しんは、主にこどもにかかる病気で、症状は比較的軽く済むことが多いのですが、血小板減少性紫斑病、脳炎、溶血性貧血などの合併症を発症することもあり、軽視できない病気です。
また、抗体を持たない妊娠初期の妊婦が風しんウイルスに感染すると、赤ちゃんは心疾患、難病、白内障などの障がいを起こす先天性風しん症候群という病気にかかって生まれてくることがあります。芦屋市では、予防対策として以下の対象者の方に風しんまたは、麻しん風しん混合ワクチンに必要な費用の一部を助成します。
例年、風しんは春先から流行し始めます。次の流行に備えて抗体を獲得するため、特に下記の対象のかたには予防接種をお勧めします。
芦屋市に住民登録のある方のうちで、(1)(2)いずれかに該当する方
(1)風しんにかかったことがなく、妊娠を予定または希望する20歳以上の女性
(2)風しんにかかったことがなく、MR・MMR・風しんワクチンの予防接種をうけたことがない妊婦の同居家族
ただし、現在妊娠している方、その可能性のある方は接種を受けることができません。
また、妊娠前の女性は、接種前1か月間、接種後2か月間は妊娠を避けることが必要です。
国の決定により、引き続き、令和5年4月1日から令和7年3月31日までの間、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は定期予防接種として麻しん風しん混合(MR)ワクチンを接種することができます。(ただし、接種前に抗体検査で抗体がないと認められた方に限ります。)
風しんの追加的対策(風しん第5期定期予防接種)について(別ウィンドウが開きます)
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで
麻しん風しん混合(MR)ワクチンまたは、風しんワクチン
接種にかかる費用のうち、
麻しん風しん混合ワクチン2,500円、風しんワクチン1,500円を助成(1人1回限り)
接種費用は、医療機関により異なります。
予防接種実施医療機関については、下記のリンクをご参照ください。
(1)かかりつけ医と相談し、接種の予約をしてください。
(2)医療機関で「風しんワクチン接種費用助成申請書・予診票」に必要事項を記入してください。
(3)接種を受け、接種費用から助成費用を差し引いた額を自己負担額として、医療機関で支払います。
(1)接種後、こども家庭・保健センターで償還払いの手続きをしてください。
持参するもの:印鑑、医療機関が発行する予防接種に係る領収書(原本)、予防接種済証又は予診票写し、振込口座のわかるもの、妊婦の同居家族の場合は母子手帳または母子手帳の写し
(2)指定された口座に助成金を支払います。
風しんワクチン接種費用助成請求書(PDF:37KB)(別ウィンドウが開きます)
郵送による請求の場合
上記請求書に必要事項を記入し、医療機関が発行する予防接種に係る領収書(原本)、予防接種済証又は予診票写し、同居の場合は、母子健康手帳の表紙をコピーしたものを同封し郵送してください。なお、請求書の電話番号については連絡の取りやすい番号をご記入ください。(送付先:〒659-0051芦屋市呉川町14番9号芦屋市こども家庭・保健センター)
詳細は下記リンクをご覧ください。
風しんについて(厚生労働省)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)
先天性風しん症候群に関するQ&A(外部サイトへリンク)(別ウィンドウが開きます)