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更新日:2019年10月3日
四種混合ワクチンの一部ロットワクチンにつきまして、有効成分の一つである不活化ポリオウイルス(3型のD抗原量)が有効期間内に承認規格を下回ったことが確認されたため、当該ロットのワクチンの自主回収を行なったとワクチンメーカーより発表がありました。
なお、当該ロットのワクチンについて承認規格は下回っていますが、ポリオウイルスに対する十分な抗体が得られることが示されています。また、安全性に影響があったという報告はございません。
有効性に不安を感じて再接種をご希望される場合はポリオの抗体検査と必要に応じて追加の予防接種を、無料で受けることが可能です。抗体検査を希望する場合は、医療機関へご相談ください。
平成30年5月18日から平成30年12月26日の間に芦屋市に住所を有し、下記製造番号のワクチンを接種をされた方が対象となります。母子健康手帳の予防接種の記録のページ「メーカー/ロット」の欄をご確認ください。
製造番号 |
製造年月日 |
有効期限 |
4K23A |
2017年03月09日 |
2019年06月08日 |
4K23B |
2017年03月10日 |
2019年06月09日 |
4K23C |
2017年03月11日 |
2019年06月10日 |
4K24A |
2017年05月10日 |
2019年08月09日 |
4K24B |
2017年05月11日 |
2019年08月10日 |
4K24C |
2017年05月12日 |
2019年08月11日 |
抗体検査を希望する場合は、抗体検査の評価や今後の定期接種スケジュールへの影響を回避するため、四種混合ワクチンの4回接種終了後、4週間以降に抗体検査を実施することが勧められています。
ポリオの抗体検査の結果、ポリオ追加免疫が必要と判断された場合には、追加接種を主治医とご相談ください。
4種混合ワクチンは、5回以上の接種が認められていないため、追加接種に使用するワクチンは単独の不活化ポリオワクチンを使用します。
一般財団法人阪大微生物研究会問合せ窓口
フリーダイヤル:0120-280-980
(土・日祝日を除く。午前9時から午後5時30分まで。)