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更新日:2024年7月20日
災害発生時や日常の訓練にも使用できるよう、市内42か所に防災倉庫を設置しています。
初期消火用、救助用、救護用の資機材や小学校などの拠点避難所には食料などの備蓄品も配備しています。
防災倉庫の使い方や開け方をだれにでも分かりやすいように解説!
防災情報について教えてくれるキャラクター「ハザまる」と一緒に、いざという時に防災倉庫を使えるよう、防災倉庫の開錠方法や中にある資機材について学んでいきます。
地震に強く、水を貯めることができる水槽で、配水管とつながっているため、平常時は水が循環しています。地震等の災害時には、緊急遮断弁が作動(パトランプが点灯)し、水を貯留しますので、ポンプを使って水をくみ上げて給水することができます。市内11基の耐震性貯水槽により、芦屋市民全員の3日分の飲料水を供給することが可能です。
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防災倉庫 |
所在地 |
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防災倉庫 |
所在地 |
1 |
大原集会所 |
大原町20番2号 |
22 |
潮見小学校 |
潮見町1番2号 |
2 |
朝日ヶ丘集会所 |
朝日ヶ丘町30番9号 |
23 |
津知公園 |
津知町1番 |
3 |
潮見集会所 |
潮見町7番1号 |
24 |
山手中学校第2体育館 |
三条町39番20号 |
4 |
宮川小学校 |
浜町1番9号 |
25 |
岩ヶ平公園 |
岩園町28番 |
5 |
下水処理場 |
若葉町1番2号 |
26 |
岩園小学校 |
岩園町23番41号 |
6 |
春日公園 |
春日町13番 |
27 |
大桝公園 |
大桝町3番 |
7 |
新浜保育所 |
新浜町1番1号 |
28 |
ミラタップパーク芦屋(総合公園) |
陽光町1番 |
8 |
朝日ヶ丘小学校 |
朝日ヶ丘町10番10号 |
29 |
前田公園 |
前田町5番 |
9 |
陽光公園 |
陽光町4番 |
30 |
山手幹線 三条南町 |
三条南町12番 |
10 |
若宮集会所 |
若宮町6番7号 |
31 |
高浜公園 |
高浜町17番 |
11 |
消防奥池分遣所 |
奥池南町34番5号 |
32 |
山手幹線 西芦屋町 |
西芦屋町5番 |
12 |
宮塚公園 |
宮塚町14番 |
33 |
山手幹線 船戸町 |
船戸町3番 |
13 |
市民センター |
業平町8番5号 |
34 |
南浜公園 |
南浜町15番 |
14 |
南宮公園 |
南宮町5番 |
35 |
山手幹線 翠ヶ丘町 |
翠ヶ丘町14番 |
15 |
浜風小学校 |
浜風町1番1号 |
36 |
シンコースポーツグラウンド |
川西町14番 |
16 |
山手小学校 |
山手町8番3号 |
37 |
精道小学校 |
精道町8番26号 |
17 |
芦屋公園 |
松浜町11番 |
38 |
涼風西公園 |
涼風町11番 |
18 |
東浜公園 |
浜風町2番 |
39 |
山手幹線 月若町 |
月若町2番 |
19 |
西浜公園 |
潮見町2番 |
40 |
親王塚公園 |
親王塚町11番28号 |
20 |
呉川公園 |
呉川町6番 |
41 |
涼風東公園 |
涼風町28番 |
21 |
清水公園 |
清水町6番 |
42 |
打出浜小学校 |
新浜町8番2号 |
自主防災組織等が防災倉庫を使いやすいように整理、レイアウト変更等をされている地域もあります。
※防災倉庫の場所は、防災情報マップでも確認できます。
阪神・淡路大震災の際に、地域での救助・救護の必要性が顕著となった経験を踏まえ、防災倉庫内に地域住民が初期消火、救助、救護ができるように資機材が配備されました。
地域の防災訓練等に参加して、実際に資機材を触ってどう使えばいいのかを日ごろから確認しておきましょう。
※倉庫によって資機材の数量や内容は若干、異なります。
※資機材の訓練使用には、借用書の提出が必要です。
品 名 |
用 途 |
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可搬式動力ポンプ | 池や川の水を吸水し、放水します。 |
吸水管一式 | 可搬式動力ポンプに接続し、使用します。 |
ホース | 可搬式動力ポンプ又はスタンドパイプに接続し延長します。 |
スタンドパイプ | 消火栓口とホースに接続します。 |
組立簡易水槽(消火用) | 防火用水を貯水します。 |
キーハンドル | 消火栓キーを開閉します。 |
媒介金具 | 可搬式動力ポンプ又はスタンドパイプへのホース接続時に使用します。 |
管そう | 放水使用時、ホースの先端に接続します。 |
消火器(蓄圧式) | 初期消火に使用します。 |
ヘルメット | 活動時、頭部を保護します。 |
品 名 |
用 途 |
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ハンドマイク | 警報、広報時に使用します。(電子サイレン付) |
ガスパワー発電機(エネポ) |
災害時の電力供給に使用します。最大出力900VAですが、エコ運転で最大2.2時間使用できます。 |
ガスボンベ | ガスパワー発電機1台の運転に2本使用します。 |
ガスパワー発電機用 4サイクルエンジンオイル |
ガスパワー発電機に補給します。 |
電源タップ(6口) | 発電機などの電気使用時に複数のコンセントで同時供給できます。 |
投光器 | 発電機に接続して、特定方向を照らします。 |
投光器用三脚 | 投光器を支えます。 |
コードリール | 延長コード(30m)として使用します。 |
可搬式ウィンチ (チルホール) |
重量物にワイヤーを掛け、移動させます。(横引き2.5トン、縦引き1.6トン) |
救命・救助ロープ |
倒壊家屋の柱や家具を動かして救助したり、濁流や高所からロープ伝いの脱出をする際などで使用します。(1巻200m) |
スコップ |
穴を掘ったり、障害物の除去に使用します。 |
ツルハシ | 硬い岩や土を掘り起こす際などに使用します。 |
ジャッキ | 重量物(800kgまで)を持ち上げます。 |
二連梯子 | 建物の2階などに取り残された人が脱出する際に使用します。(全長4.43m・縮長2.85m・重量11.5kg) |
バール | てこの原理を利用して、倒壊した家の下敷きになっている人を救助したり、ドアのこじ開けや車両の窓を割るのに利用します。 |
のこぎり | 崩れた家の柱を切断したり、倒れた木材を切断します。 |
斧 | 木材を切る目的で使用します。 |
万能斧 (レスキューアックス) |
災害救助のために通常の斧と同様に使用します。 |
大ハンマー | コンクリート等を砕きます。 |
ボルトクリッパー |
10mmまでの鉄線・針金の切断や電気漏電下での電気コード・プロテクター等の切断をします。 |
ペンチ | 鉄線・針金・釘等を曲げたり切断します。 |
災害救助工具セット |
7点または25点の道具が収納されています。 |
担架 | 負傷者の搬送に使用します。 |
簡易担架 (スマートムーバー) |
負傷者の搬送や身体が不自由な人の移動の手助けに使用します。コンパクトに収納が可能です。 |
布担架(ベルカ) | 負傷者の搬送や身体が不自由な人の移動の手助けに使用します。コンパクトに収納が可能です。 |
手袋 | 活動時、手部を保護します。 |
品 名 |
用 途 |
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防塵マスク(使い捨て) | 空気中に浮遊する粒子状物質を吸い込むことで生じるじん肺等の疾病を予防するために使用します。 |
防水シート | 雨天時など、水に濡れるのを防ぐために使用します。(3.6m×3.6m) |
水中ポンプ | 滞留した雨水等を排水します。 |
簡易ベッド | 救助者や傷病者、避難者等のベッドとして使用します。 |
救急医療セット | 主に外傷用の救急セットです。 |
簡易トイレ (サニタクリーン) |
断水した際など、水洗トイレが使用できない場合に使用する小型の便器で、凝固剤等が入った付属の便袋に用を足します。 |
テント(三方幕付) | 日よけ、雨よけのために屋外で使用します。(3.6m×5.4m) |
ワンタッチテント |
日よけ、雨よけのために屋外で使用します。(3m×6m) |
毛布 | 救護時や避難生活に使用します。 |
炊飯装置(BOX付) | ガスや薪を利用して、釜で汁物(30升分)を炊きます。 |
釜(かまど付) | 薪を利用して、米(7升分)を炊きます。 |
飲料用水槽(組立式) | 1トンの飲料水を貯水できます。 |
折りたたみ式給水容器 | 10リットルの水を給水できます。 |
食器5点セット | ステンレス製の鍋(大)、鍋(小)、皿(大)、皿(中)、皿(小)のセットです。 |
リヤカー(折りたたみ式) | 物資の運搬や救護者を乗せて運びます。 |
ラジオ | 携帯用のラジオです。手回し充電機能が付いています。 |
非常用ローソク | 明かりがない時に使用します。12時間使用できます。 |
段ボールベッド | 救助者や傷病者、避難者等のベッドとして使用します。自分で組み立てるベットです。(耐荷重約700kg) |
倉庫専用脚立 | 高所の資機材を降ろす際に使用します。(耐荷重100kg) |
品 名 |
用 途 |
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エンジンポンプ | 耐震性貯水槽から給水する際に使用します。 |
ウィングポンプ | 耐震性貯水槽から手押しで給水する際に使用します。 |
給水栓 | 給水する際にエンジンポンプに接続して、使用します。 |
マンホールオープナー | 耐震性貯水槽用のマンホールを開けます。 |
※上記以外にも必要だと判断した物を購入し配備している地域(自主防災会等)もあります。
※防災資機材の購入に関し、自主防災会育成事業補助金が使えます。
災害時に資機材を使用できるように、操作が複雑な資機材について、取り扱いマニュアルを作成し防災倉庫に配備していきます。日ごろから訓練の際など積極的に活用して、いざという時に円滑に操作、設置ができるようにしておきましょう。(随時更新予定)
なお、耐震性貯水槽の操作訓練については、事前に防災安全課までご相談ください。