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更新日:2022年3月17日
本地区では、交通広場が昭和21年に都市計画決定(約3,200平方メートル)、昭和52年に芦屋浜埋立造成地の土地利用をはじめとした将来計画に対応して駅前広場面積を変更する都市計画変更(約5,600平方メートル)をしていますが、未整備であり、JR芦屋駅の乗降客数に対して乗降客の滞留空間が小さく、手狭となっています。また、バス、タクシー、送迎の一般車等が交錯しているうえ、路上駐停車が目立ち、危険な状態となっています。
駅前線も昭和21年に都市計画決定をしていますが未整備であり、十分な歩道が整備されておらず危険な状態となっています。
(参考)都市計画道路の整備状況幹線街路:85.3%、全体:87.7%
本市の人口は平成7年の阪神・淡路大震災によりいったん減少したものの、その後回復し、南芦屋浜のまちづくりの進捗に伴い増加してきています。また、JR線を挟み南北の人口推移を比較するとJR線以南の人口のほうが、増加割合が大きいこともわかります。なお、近年では全国的な人口減少と同様に本市でも平成27年をピークに減少に転じています。
本市ではJR、阪急、阪神の鉄道利用が可能ですが、平成2年のJR芦屋駅新快速停車の開始以降、JR芦屋駅の乗降客数は増加し、市内で最も乗降客数が多い駅となっています。
JR芦屋駅南側で駅と結節する公共交通機関は路線バス(阪急バス)とタクシーがあります。路線バスの発着便数は平日で約90台、休日で約70台で、便数が多い朝7、8時台には2台同時に停車することもあります。タクシー乗り入れ状況としては、交通量調査の結果では最大時には10台以上が駅前広場西線まで待機している状況です。また、一般企業等送迎バスもJR芦屋駅南側を利用しています。
駅前では横断歩道周辺に駐停車する乗用車が多く、歩行者等の安全な通行を妨げています。また、駅西側では学校、企業の送迎バスの駐停車により東行きの車線が塞がれ、後続車の通行に支障をきたしています。
駅前線では十分な歩道が整備されておらず、歩行者と車が混在して危険と隣り合わせの状況となっています。