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更新日:2023年12月14日
広報あしや令和3年3月号で事業についての特集をしました。
広報あしや特集記事1、2面(PDF:2,594KB)(別ウィンドウが開きます)
広報あしや特集記事3、4面(PDF:2,726KB)(別ウィンドウが開きます)
広報番組あしやトライあんぐるで令和3年2月下旬に特集をしました。
特集では、本市やJR芦屋駅南地区のまちづくりに関わりのある方に令和3年1月にインタビューをして市やこのまちづくりについてお聞きしました。
伊藤さんが活動しているあしや部は、市内に住む高校生が学校の枠を超えて、芦屋市をフィールドに様々な活動をしています。
モンテメールが綺麗になり、私の周りでもとても人気があります。再開発ビルができると、駅の北側だけじゃなく、南側に賑わいが出て、駅の周りにも新たないい流れができ、経済効果も生まれ芦屋市としてメリットが大きいと思います。 駅南はアクセスがよくて便利な場所なので、自習室などができるととても有り難いです。私たち若い世代が利用できる市の施設はあまりないと思うので、そうしたものができると嬉しいです。 |
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横山さんは、地域課題解決に向けたデザイン的手法によるまちづくり事業や、市民自らが課題解決するコミュニティづくりの活動をしています。
再開発ビルの中の公共施設部分は、公園みたいに気軽に立ち寄れる場所で、だれもが市民活動を主催したり参加できることを想像しています。このような場所ができれば、市内の市民活動は今よりも開放的になり、より良いものになっていくと思います。 物事の進め方全てに言えることですが、議論によって進捗が停滞することは時間と機会の損失です。少しでも進めていきながら修正していく方が良いと思います。 |
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弁護士の津久井さんは、阪神間を中心に災害復興支援活動や市民活動などにも取り組まれています。
都市計画は公共性が極めて高い上、市民生活に与える影響がとても大きいため、全ていっぺんに判断せず少しずつ積み上げていく仕組みになっています。一度決定した計画は、時代に合わせた柔軟な対応も必要ですが、根本的な方針変更は「これまでの判断の積み重ね」や「新たに生じるリスク」を考え、慎重でなければなりません。 また、住民の方々の支持に基づくこれまでの判断の積み重ねは「住民の負託」の結晶です。次の政策を考える際には「過去・現在・未来」のつながりが大切です。 JR芦屋駅南側の地域は市の玄関口となる重要な拠点ですし、現在及び未来の利用者の安全・安心も大きく左右します。一時の状況に流されることなく、過去の経緯も踏まえた賢明な歩みを期待したいです。 |
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芦屋観光協会は、様々な団体がイベントを開催し、芦屋の魅力を発信しています。
芦屋は観光都市ではありませんが、JR芦屋駅を利用して美術博物館や谷崎純一郎記念館などに来られる人が多くいます。たくさんの人たちが利用する駅の南側には、バス停や一般の車が安全に停まれる場所を当然つくるべきだと思います。 再開発ビルが建設され南側の地域に新しい人たちが入ることで、昔から続いてきたこの地域のコミュニティーが失われることを懸念しています。「芦屋らしさ」をもった街並みを保つことは難しいのではないでしょうか。 |
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伊豫田さんは、JR芦屋駅の駅舎改良工事に携わっています。
芦屋駅の改良工事では、エスカレーターの設置、トイレのリニューアル、内外装や店舗の一新で、バリアフリーでより快適な駅に生まれ変わります。南側の外観は、開放的でまちと調和するデザインにすることで、皆さまから愛される場所になることを期待しています。駅と駅前の整備で周辺の賑わいが増し、さらに安全で便利な駅前になることを願います。 芦屋は自然と歴史的な建物、それに新しいものがうまく調和していて散歩をするのがとても楽しいまち。いつの時代も憧れのまちであり続けてほしいと思います。 |
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委員の皆さんは、子どもたちの健全な育成を見守り、地域の安心安全のための活動をしています。
駅の北側は、デッキなども見通しが良く、子どもが安全に利用できる場所ですが、南側は道路の道幅が狭いうえに、路上に駐車している車が非常に多く、バスの乗降場が危険なため、北側のバス停を使っている人たちがいるそうです。 南側の開発ではバスロータリーや、駅に直結するペデストリアンデッキができると便利で有り難いです。人の死角ができる場所へは防犯カメラを設置もお願いします。子どもたちが危険な目に合わないように、万一の時に駆け込める場所やだれもが安全に避難できる施設が必要だと思います。 市民は芦屋市に誇りを持っているので、本当に住みよい安全で安心なまちづくりに期待します。 |
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交通安全協会の会長を務める福本さんは、駅北側の開発に関わられた経験があります。
交通の安全を守るためには、車と自転車と人の動線をそれぞれ分けることが必要な条件なので、ペデストリアンデッキや地下駐輪場は必ず設置すべきです。 駅の北側の開発事業が成功したカギは「防災」と「商業の発展」。この2点の大きな目標に向かって皆さんが役割分担をして進めたことだと思います。再開発していなければ、阪神・淡路大震災の被害はもっと甚大だったと思います。 芦屋駅の駅前には「ニーズ(需要)」と「ポテンシャル(可能性)」があります。その価値を理解し、目先の利益やその場凌ぎの開発ではなく50年、100年先のまちを見据えた事業を進めることが必要不可欠です。 |
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JRでは市内唯一の駅として近隣のお客さまをはじめ、乗り継ぎのお客さまにも多くご利用頂き、また併設する商業施設でのお買い物にもお立ち寄り頂いています。芦屋は、自然や美しい建築物に囲まれ、文化的な人が多い印象ですが、駅では気軽にあいさつを交わしてくれる気さくな一面も感じています。 今は工事でご不便をお掛けしていますが、安全・安心・快適・便利な「まちの玄関口」をつくり、お客さまの笑顔につながるリニューアルを考えています。 なお、芦屋の皆さまから頂いたメッセージと写真を駅南側の仮設の壁面にて紹介させて頂いています。 |
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芦屋は気品がある優雅な街という印象ですが、駅の南側は狭い所にタクシーもバスも一緒に詰め込まれている状態です。駅前はまちの顔です。再開発の事業が進み、駅前の機能が高まり便利になることを期待しています。 まちの発展とともにタクシー事業のサービスも発展していくと思います。高齢者からお子さま、体が不自由な方など、いろいろなお客さまが気軽に利用してもらえる公共交通でありたいと思っています。 |
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八木さんは、こだわりのコーヒーのお店を構え、あしやの魅力を発信しています。
駅の南口を利用して他市から来られるお客さまに「駅前なのに静かですね」とよく言われます。私も北に比べて南はなぜこんなに閑散としているのだろうと前から思っていました。今は茶屋之町を中心に、それぞれの事業主が努力したステキな店舗が集積し、全国に対して魅力的なスポットとして発信できていると思います。 このプロジェクトをきっかけに行政と地域と事業主の三者が一体となって、さらなる魅力発信につながることを期待しています。 |
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喜田さんは、長年この地域で商いをし、このまちづくりに取り組まれています。
昭和21年から都市計画の制限を受け続けている我々地権者としては、一日も早く開発が終わり、心穏やかに過ごせる日々が来ることを期待しています。 平成5年から検討している計画に、今年度から規模の縮小や手法の変更を求める意見が出ていると聞きます。柔軟に検討することは良いと思います。私たちにとって、特に重要なことは、地域内で生活や商売の継続ができる事です。また、市内に恒久的なバスターミナルが一つもない現状を考えると、駅の南側には整備をする必要があると思います。再開発ビルは財政面から考えると高層化するほうが良いとの意見もありますが、景観に配慮してなるべく高さを抑えることを希望します。 |
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JR芦屋駅周辺は、違法駐車が後を絶たない状況にあります。送迎のためのスペースが確保できれば交通課題の解決につながると思います。 「安全で快適な歩行空間の確保」のため、駅前におけるエレベーター等の設置やスロープ化、立体横断施設の整備は、高齢者や障がい者の安全のために望ましいと考えます。 |
森孝雄さん(阪急バス株式会社自動車事業本部営業企画部計画課係長)
当社のバス路線はJR芦屋駅を挟み、市内の全域を南北に結ぶ運行をしていますが、バスが接続する他の鉄道駅になる阪急芦屋川駅、阪神芦屋駅ともにバスロータリーが無く、バス路線の形態や運行面での課題を抱えています。このため、JR芦屋駅南地区再開発事業に伴って整備が予定されている交通広場を活用し、お客さまの利便性向上に繋げていきたいと考えています。 |
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