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更新日:2022年3月17日
「市街地再開発事業」では、空間を立体的に利用することができ、それにより道路や駅前広場などの公共用地を生み出すことができます。駅前の利便性の高い土地をたくさんの方にご利用いただき、たくさんの方がお住まいできるようになります。
バスやタクシーの乗り降りができる乗降場を整備します。現在、バスの便数の多い時間帯では複数台のバスが錯綜することもありますが、新しく整備されるバス・タクシー乗降場では路線バス3台、一般企業等の送迎バスが1台、タクシーが停車できるスペースを確保しています。また、ロータリー形状にすることでバスの方向転換が可能になり、バス路線の検討も柔軟に行なうことが可能となります。
バス・タクシー乗降場は車両の走行軌跡を検証するなどして計画しており、平成30年度には川西運動場で阪急バスにご協力をいただき、バスの走行実験も行っています。
一般の方が利用できる乗降場を整備します。現在、JR芦屋駅南側では一般送迎車両の駐停車が多く歩行者等の安全な通行を妨げていますが、一般乗降場を整備することで東西道路の円滑な通行が可能になります。障がいのある方には専用の停車スペースを確保します。
現在の駅前線の幅員は約8.5mですが、15mに拡幅し、両側に歩道を整備します。駅前線の整備によりJR芦屋駅から国道2号までのバリアフリー動線の確保もできます。また、電線類を地中に埋設する無電柱化も計画しています。
JR芦屋駅南地区で点在している自転車駐車場(駐輪場)を、地下自転車駐車場として集約します。
JR芦屋駅と再開発ビルはペデストリアンデッキで接続されます。また、歩行者はペデストリアンデッキ上を歩くことにより歩車分離が図られ、安全に通行をすることができます。
デッキの幅は約4mあり、車いすの方も行き来することができます。
再開発ビルは地下2階(駐車場)、地上11階、高さは周辺の建物と同程度を計画しています。1、2階は商業施設、3階は公益施設、4~11階は住宅を計画しています。
再開発ビルの床は一部一般販売されますが、時期や販売方法については現時点では未定です。
芦屋市が施行する再開発事業がJR芦屋駅の一部に支障するため、支障移転工事と併せてJR西日本が駅舎改良工事を施工しています。この改良工事を機に、ご要望の多かったエスカレーターを駅の内外に設置し、店舗の増床、トイレを含む内外装のリニューアルもされます。令和4年3月末に駅舎改良工事の一部が完成し、全体の工事完了は令和5年度中を予定しています。