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更新日:2023年3月8日
住宅用火災警報器の設置が条例化
住宅用火災警報器は
あなたや家族の命を守るため大変有効です!
平成17年10月1日に
「芦屋市火災予防条例」が一部改正されました
芦屋市では火災予防条例が改正され、平成23年6月1日から全住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。
全ての寝室(台所、浴室、トイレ、洗面所、納戸などは含まれません。)・階段に設置しましょう。すべての部屋への設置が困難な場合は、まず、寝室として使用する部屋となります。台所にも必要に応じて設置し、順次、他の部屋にも設置していきましょう。
煙式のものを設置してください。ただし、台所など火災以外の煙を感知して警報を発する恐れがある場所に設ける場合は熱式(定温式)のものとすることができます。(壁掛け式のものを30平方メートル以上の台所に設置する場合は煙式のものを設置します。)
住宅用火災警報器は、万が一の際に効果を発揮するよう、適切な維持管理を行ないましょう。
業者による点検は必要ありません。
適切に作動するか定期的に確認を行ないましょう。
点検方法は、ボタンを押したり、ひもを引いたり、機種によって違いがありますので、説明書等で確認してください。
住宅用火災警報器には、AC電源式と電池式のものがあります。
古くなると電子部品の寿命や、電池切れ等の原因により火災を感知しなくなることがあります。
10年を目安に取り換えましょう。
住宅用火災警報器にホコリなどが付くと火災を感知しにくくなったり、誤作動の原因となることがあります。
乾いた布で拭いたり、掃除機で取り除きましょう。
一般社団法人日本火災報知工業会へのリンク
防災設備取扱店や電気器具販売店、ホームセンターなどで購入できます。
購入の際は、以下のマーク(日本消防検定協会の検定マーク)が付いているものを選びましょう。
平成26年4月から販売国家検定合格商品に表示
火元関係者が2階の部屋で就寝中、2階階段上に設置されていた住宅用火災警報器(煙感知器)のベルが鳴動していた。部屋を出たところ一階からきな臭い匂いがしたため、1階へ下りて祖母(93歳)の部屋を開けたところ仏壇から炎が上がっているのを発見した。ただちに火元関係者は、台所のバケツと炊飯器の釜を用いて消火した。
「火元関係者コメント」…平成15年9月、住宅を購入した段階から、住宅用火災警報器が設置されており、火災が早期に発見できたため、家族6人全員のどに軽いやけどを負ったものの、大事に至らなくてすんで不幸中の幸いでした。住宅用火災警報器が設置してあり、本当に良かったと思います。
フライを揚げるため中華鍋を火にかけたまま、火をつけたことを忘れてしまい入浴し、10分位すると住宅用火災警報器が鳴動したため、火をつけたままであったことを思い出し、台所に行くと中華鍋から炎が上がっていました。初期消火を行ない、内壁・天井約8平方メートルの焼損で消し止めました。