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更新日:2025年9月4日
令和6年第4回定例会の開会に当たり、ごあいさつ申し上げます。
議員の皆さまにおかれましては、本会議にお集まりいただきありがとうございます。
先月8日、宮崎県日向灘沖で発生した地震により、南海トラフ地震臨時情報が発表されました。その後1週間が経過し、「特別な注意の呼びかけ」は終了しましたが、地震をはじめ、自然災害はいつ発生するか分かりません。市民の皆さまには、7月に「保存版わが家の防災マップ」をハザードマップとともに全戸配布しました。是非ご覧いただき、今一度、日ごろからの備えをよろしくお願いします。
今年の夏も、平和について考える夏でした。先月15日には、芦屋ユネスコ協会主催の「平和の鐘を鳴らそう!」の式典並びに平和のつどいに出席しました。正午のサイレンに合わせた黙祷や対話を通じ、平和であることの尊さをいま一度認識しました。
ロシア・ウクライナだけでなく、世界にはいまなお戦闘が続いている地域があります。平和は自然に生み出されるものではなく、一人ひとりが平和を願い、主体的に考え行動することではじめて実現できるものです。先の大戦の終戦から79年という月日が流れるなか、平和への意識の醸成に取り組み続けることの大切さを、改めて感じています。
先月11日に閉会したオリンピックでは、パリから嬉しいニュースが届きました。県立芦屋高校出身の吉岡美帆選手が、セーリング混合470級で銀メダルを獲得されました。セーリングは、今回は合計9レースという過酷な競技です。3大会連続の出場でメダルを掴まれたという結果もさることながら、一つのレースに一喜一憂せず、目標を見つめて己と自然に対峙される、そんな姿が心に残っています。
吉岡選手に心から祝意を表するとともに、同じ芦屋の海で練習に励む若い世代の活躍も楽しみにしています。
また先週には、パラリンピックが開幕し熱戦が繰り広げられています。常に自身の限界に挑みパフォーマンスを向上されてきたパラアスリートの方々のご活躍を心から期待しています。
さて、先月17日から20日にかけて、市民の皆さまとの対話集会を行ないました。これで通算16回を迎え、全ての集会所で開催することができました。
また今回は、参加者のご意見を反映し、オンライン開催を実施しました。現役世代だけでなく、先輩世代の皆さまにもオンラインで多数ご参加いただき、有意義な対話ができたと感じています。
来月に開催する対話集会においても、オンラインでの開催を予定しています。引き続き、多様な市民の方々に参加いただきやすい環境づくりに努めながら、様々なテーマで市民の皆さまとの対話を深め、より良い市政運営につなげていきます。
さて、このたびの定例会においても多岐にわたる議案を提出しています。さらに中日には、令和5年度各会計決算の認定などを追加提案する予定です。
議員各位におかれましては、何とぞ慎重にご審議いただき、ご同意、ご議決いただきますよう、お願いいたしまして、開会のあいさつといたします。
どうぞよろしくお願いいたします。