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更新日:2025年9月4日

令和7年2月定例会(第1回)開会あいさつ

令和7年第1回定例会の開会に当たり、御あいさつ申し上げます。議員の皆さまにおかれましては、本会議にお集まりいただき、ありがとうございます。

初めに、先月、市内で男性が刃物で刺されるという事案が発生しました。警察、消防、通報いただいた方をはじめ、本件に御対応いただいた関係各位に感謝申し上げます。

安全・安心なまちづくりには、防犯対策は非常に重要です。しかし、本事案をもって、外国人差別につなげる考えは、決して容認できません。警察との連携等により、引き続き防犯対策に取り組むとともに、多文化共生を推進していきます。

先月17日で阪神・淡路大震災から30年が経過しました。市で実施した追悼式及び「祈りと誓い」をはじめ、市内各所で犠牲者を追悼する行事が行われました。私も参加し、市民の皆さまの深い悲しみと復興へと歩んでこられた強さを改めて実感しました。震災を学び合い、命の大切さを学び合い、人とのつながりを学び合う。その積み重ねこそが災害に強い芦屋市をつくるのだと、私は信じています。これからもこの歩みを絶やすことなく、市民の皆さまとともにつなぎ、伝えていきます。

あの日の教訓を生かすには、平時からの備えこそが大切です。先月26日には、防災総合訓練を開催しました。いざというときに生かしてほしい。その思いで、今回は自主防災会・防災士の会と連携した地域での防災訓練と、備蓄品の使用方法やごみの出し方など、備えを学んでいただく啓発イベントを一体的に実施しました。当日は1400名を超える方々に御参加いただき、大変有意義な訓練になりました。

また、市職員の防災意識の向上にも取り組んでいます。震災時から勤めている職員は約1割となり、震災の経験と教訓の継承は大きな課題です。そのためには、非日常を日常にすることが大切だと考えています。今年度は、職員の防災訓練・研修の回数を大きく増やしました。さらに昨年11月に、市役所東館3階の大会議室と中会議室において、いすにビブスを設置するなど災害対応レイアウトを常設化するとともに、会議室名を「災害対策本部オペレーションルーム」及び「災害対策本部室」にそれぞれ変更しました。迅速に災害に対応するため、平時からの防災の見える化に取り組んでいます。

災害はいつ発生するか分かりません。私たちは、あらゆる災害から市民の皆さまの生命と財産を守る対策の強化を進めていきます。

最後は、うれしいお知らせです。公益財団法人ソニー教育財団の保育実践論文において、今年度、宮川幼稚園が優秀園に、西山幼稚園・精道こども園・西蔵こども園が奨励園に入選しました。市立施設においては、令和2年度以降、5年連続の入選です。本市の就学前施設における質の高い教育・保育が、第三者からも評価されているあかしだと実感しています。

さて、このたびの定例会においても多岐にわたる議案を提出しています。

また、後ほど令和7年度の施政方針を御説明いたします。

議員各位におかれましては、何とぞ慎重に御審議いただき、御同意、御議決いただきますようお願いいたしまして、開会のあいさつといたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

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