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更新日:2025年9月4日

令和7年8月定例会(第4回)開会あいさつ

令和7年第4回定例会の開会に当たり、ごあいさつ申し上げます。

議員の皆さまにおかれましては、本会議にお集まりいただきありがとうございます。

はじめに、令和6年度芦屋市水道事業会計の決算において、資本的収支が不足した際の補てん財源に関し、積立金を目的外に使用する場合に必要となる議決を得ないまま決算処理を行っていたことが判明しましたが、会計処理を終えていることから、やむなく企業債償還金額を超えて減債積立金を取り崩す形で令和6年度決算を調製することとしました。本件につきまして、議員各位、市民の皆さまにご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

改めて全職員に対し、必要な手続きや関係法令に留意するよう注意喚起しました。引き続き、市政運営には慎重を期し、適正な事務に努めます。

先月30日、カムチャツカ半島付近で発生した地震に伴い、本市を含む兵庫県瀬戸内海沿岸区域に津波注意報が発表されました。市民の皆さま、落ち着いて行動いただき、ありがとうございました。本市では大きな被害はありませんでしたが、自然災害はいつ発生するか分かりません。今一度、災害への備えの見直しをよろしくお願いします。

また、今月6日からの低気圧と前線による大雨は、全国各地に多くの被害をもたらしました。亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた皆さまに平穏な日常が一日も早く戻りますよう、心からお祈り申し上げます。

本市では、被災地でのボランティア活動に対して、1.17あしやフェニックス基金による助成を行っています。ボランティアに従事される際は、是非ご活用ください。

さて、さきの大戦から、80回目の夏を迎えました。

この夏、私は、広島と長崎を訪れました。被爆者の方にお話を伺うとともに、長崎では、平和首長会議被爆80周年記念総会に参加し、国内外の首長や有識者、ユース世代とともに、平和について議論を重ねました。

平和は、私たち一人ひとりの日々の暮らしの基盤です。しかし、それは自然に生み出されるものではありません。今日の私たちの生活は、多くの苦難に向き合ってこられた先人たちのたゆまぬ努力によって実現しています。

だからこそ、私たち一人ひとりによる平和の文化を築く行動が必要です。お互いが相手の自由を尊重しあうために聴くこと、歩み寄ること。その積み重ねで平和は実現します。だからこそ、対話が重要なのだと考えます。

先週23日に開催した、戦後80年及び非核平和都市宣言40周年記念「あしや平和の集い」。本日16時まで市役所本庁舎北館の1階展示スペースで開催している「たゆまぬ平和への歩み展」。様々な機会を通じて、私たちはこれからも、平和を守るために私たちに何ができるのか、ともに考え、行動を起こすきっかけづくりを続けていきます。

市民の皆さま、この節目にどうかともに、考え、一歩を踏み出してください。

最後に、国勢調査に関するお願いです。

今年は、すべての人と世帯を対象として5年に一度実施される統計調査「国勢調査」が実施される年です。来月中旬ころから、「国勢調査員」が各世帯を訪問し、調査書類を配布します。インターネット回答がかんたん、便利です。是非ご活用ください。

なお、国勢調査員は、顔写真付きの調査員証を携帯しています。国勢調査をよそおった詐欺や不審な調査には、くれぐれもご注意ください。なにか気になることがあれば、市役所や警察に迷わず相談してください。

さて、このたびの定例会においても、多岐にわたる議案を提出しています。

議員各位におかれましては、何とぞ慎重にご審議いただき、ご議決いただきますよう、お願いいたしまして、開会のあいさつといたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

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