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更新日:2025年9月4日

令和6年12月定例会(第5回)閉会あいさつ

令和6年第5回定例会の閉会に当たり、ごあいさつを申し上げます。

今回の定例会で提出しました各議案について、慎重にご審議の上、ご承認、ご議決をいただき、ありがとうございました。

審議の過程でいただいたご意見、ご要望は十分に考慮しながら、今後の市政運営に取り組みます。

まずは、大変嬉しいニュースです。子どもたちのSDGsの目標達成につながる活動に関して、特に先進的な取組を行っている学校園を兵庫県教育委員会が表彰する「ひょうごSDGsスクールアワード2024」において、西蔵こども園が最優秀賞を受賞しました。

西蔵こども園では、今年度、5歳児があじさいをとおして植物に興味を持ち、移植、挿し木、堆肥作りなどに主体的に取り組みました。持続可能な自然の循環と美しいまちづくりの実践につながったことを評価されています。

このひょうごSDGsスクールアワードは、令和4年度には精道こども園が、令和5年度には岩園保育所が最優秀賞を受賞しており、この賞の創設以来、未就学部門の最優秀賞はすべての回で、芦屋市立の施設が受賞しています。

就学前のこどもたちの取組だけではありません。

外務省による、日本への深い理解と共感の裾野を広げていくための海外拠点事業「JAPAN HOUSE」の取組のなかで、本市の給食をテーマにした映画「あしやのきゅうしょく」の上映イベントが、今月14日、アメリカ・ロサンゼルスで開催されました。現地では給食の試食も提供されたと聞いています。

本市の教育・保育に関する取組が、世界でも評価・紹介されたことを、大変うれしく思います。

スポーツでは、ヴィッセル神戸がJ1連覇を決め、今シーズンは天皇杯での優勝と合わせて2冠を達成しました。「ヴィッセル神戸を応援する首長の会」の一員として、心から祝意を表するとともに、次はアジアでのご活躍を期待し、応援を続けます。

今月8日には、ヨドコウ迎賓館しゅん工100周年記念事業として、コンサート・座談会及び講演会を開催しました。市民文化賞を受賞された妹尾武氏による演奏やヨドコウ迎賓館の魅力を語りあう座談会、学識経験者による講演会で、文化と音楽が融合した、豊かなひとときでした。市内外から700名を超える方々にご参加いただき、ヨドコウ迎賓館の魅力と妹尾氏の素晴らしい音楽を発信することができました。

さて、本年も残すところ10日余りになりました。振り返ってみれば、元日の能登半島地震など、大変悲しい出来事が相次いで起き、心が痛む想いで新年を過ごしたことを思い出します。

8月には宮崎県日向灘沖で発生した地震により、南海トラフ地震臨時情報が発表され、9月の大雨では、震災からの復旧・復興に向けて歩んでいる石川県で、再び多くの人的・物的被害が発生しました。一日も早い復旧・復興を願うとともに、いつ襲ってくるかわからない自然災害から市民の命と財産を守るという我々行政職員の使命を改めて強く認識した一年となりました。

世界でも、人間の命や安全が脅かされる状況が続きました。ウクライナ、シリア、そしてガザ。とりわけ中東情勢は依然として平和的な解決への兆しが見えない状況です。

このような中、この度、日本被団協が、ノーベル平和賞を受賞されました。これまでの弛まぬご努力に心からの敬意を表します。

平和は自然に生み出されるものではなく、一人ひとりが平和を願い、主体的に考え行動することで初めて実現できるものです。改めて、平和へのたゆまぬ歩みの大切さを実感し、その決意を新たにする一年となりました。

来年は、阪神・淡路大震災から30年を迎えるとともに、戦後80年及び非核平和都市宣言40周年を迎える節目の年です。1月17日には震災の追悼式典を執り行ないます。今を生きる私たちの使命として、多くの方が犠牲となられた悲惨な経験や教訓を踏まえ、命の大切さ、命の尊さを改めて次の世代に伝えていきます。

最後になりましたが、寒さが厳しくなる折、議員の皆さまにおかれましては、健康にご留意のうえ、健やかな新年をお迎えいただきますようお祈りいたしまして、閉会のあいさつといたします。

本年も市政に対して、温かいご理解、ご協力をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。

皆さま、よいお年をお迎えください。

ありがとうございました。

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