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更新日:2025年8月22日
年々、増え続ける救急出動件数。
芦屋市も右肩上がりで増えています。
そこで、食事を通して健康な生活を過ごし、
救急出動の減少に繋げるために、
宮川小学校に訪問して授業をしてきました!
今回は、芦屋市教育委員会学校教育課と
宮川小学校の先生方と連携し、
食育に関しての授業を実施しました。
まず、食事の大切さを伝えるために、
消防士の仕事内容について児童たちに考えてもらいました。
「火災現場で消火活動!」
「ロープを使った訓練!」
「救急車で出動!」
たくさんの意見が出てきました。
現場に出動する消防士は、普段からハードな訓練や筋力トレーニングを行い、
過酷な災害現場にいつでも対応ができるように体力づくりをしています。
しかし、ハードな訓練や筋力トレーニング以外にも、
普段の生活から気を付けていることがあります。
それは、睡眠、運動、休養、水分補給です。
いつ災害が発生しても対応できるように睡眠時間を確保しており、
休日でもランニングや筋力トレーニングで体を動かします。
また、無理はせず体を休めることも大切で、
熱中症や脱水症状にならないために、こまめな水分補給を心掛けています。
普段の食事については特に気を付けています。
活動するためのエネルギーになるので、栄養のバランスを考えて食事を摂っています。
仕事中はもちろん、職場を離れたオフの時も消防士として仕事を全うできるように
普段からプロ意識をもって生活しています。
ここで栄養士の先生にバトンタッチ!
班に分かれて実際に食べた給食の写真を見ながら、
どんな工夫がされているか話し合いました。
最後に栄養士の先生から、
給食は季節などによって栄養バランスの考えられた献立で、
食材ごとに栄養素のはたらきについての詳しい説明がありました。
話し合いの題材となった給食の写真は、児童たちが実際に食べた給食で、
「夏バテ防止」をテーマにした献立でした。
今回の授業を通して食事の大切さをお話ししました。
暑い日が続くと冷たいものや麺類など食事に偏りが出てしまいます。
栄養バランスを考えた食事は健康で過ごすためにとても大切です。
小学校に訪問して授業を行うことは初めての試みでしたが、
真剣に授業を受けている児童たちの姿を見て、
考えて食事をする大切さを伝えることができたと思います。
今回の授業をきっかけに心も体も健康に過ごしましょう。
食育の授業の様子は、芦屋市消防本部公式インスタグラムにも投稿しています。
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