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更新日:2025年9月12日
梅雨や台風の時期になると、強い雨や長く続く雨が影響して土砂災害が起こるおそれがあります。
突然の災害から自分や家族の命を守るために、正しい知識を身につけておきましょう。
土砂災害とは、雨や地震などの影響で、山の土や岩が崩れたり流れ出したりする自然災害です。
急に発生することが多くとても危険な災害です。
原因:集中豪雨、長雨、地震、火山活動、地盤の弱体化(森林伐採・土地開発など)
発生が突然で予測が難しく、大きな破壊力があるため
民家や道路などの破壊や二次災害が起こる可能性があります。
土砂災害には、主に次の3つのタイプがあります。
1.がけ崩れ
・急に斜面が崩れて、土や石が一気に下に落ちてくる現象です。
がけ崩れの予兆:斜面にひび割れができる。
わき水の量が増える。
がけから小石が落ちてくる。
2. 土石流
・大雨などで山の土・石・木などが、水と一緒に一気に下流へ押し流される現象です。
土石流の予兆:雨が降り続いているのに、川の水位が下がる。
山鳴りの音が聞こえてくる。
川が濁ったり、流木がまざる。
3. 地すべり
・大雨などで地盤が緩み、地面が広い範囲でゆっくりとずれて動く現象です。
※芦屋市には「地すべり」の危険箇所はありません!
災害の危険が迫ったとき、1番大切なことは「早めに避難する」ことです!
地域や住んでいる状況で避難方法が変わるため、
事前に避難経路及び避難場所を確認しときましょう。
また、事前に避難時の行動について家族内で話し合うことも大切です。
避難に遅れて、自宅周囲が冠水するなど危険な場合は、
近くの頑丈な高い建物に避難するか、ご自宅で垂直避難を行いましょう。
消防署では、土砂災害に備えて訓練を行っています。
災害は「いつか」ではなく「いつでも」起こる可能性があります。
訓練は、命を守るための大切な備えです。
↓↓訓練の記事はこちら↓↓
ご自宅や職場のある場所が、土砂災害の危険区域に該当しているかご存じですか?
芦屋市が作成している「ハザードマップ」で、危険な場所や避難場所をあらかじめ確認しておきましょう。
↓↓ハザードマップはこちら↓↓
土砂災害は、予防と早めの避難で命を守ることができます。
「自分の地域は大丈夫」と思わず、日ごろから備えておきましょう。