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更新日:2014年12月8日

芦屋市地域福祉市民会議各回の記録(第5回市民会議)

第2章芦屋市地域福祉市民会議各回の記録の続き

5.第5回市民会議-優先課題について方策を探る2)

(1)オリエンテーション

ワークショップ全体の流れと、当日の位置付けについて確認した。

(2)セッション1-優先課題についての方策探り-

第4回会議に引き続き、マッピングの手法で話し合いを進めた。
その上で、優先課題を解決するための方策を「個人・家庭レベル」「地域レベル」「行政レベル」に3分類し、それぞれのレベルでの方策を整理した。

各グループでまとめた方策は、「個人・家庭レベル」は紫色、「地域レベル」は青色、「行政レベル」は緑色のマーカーペンを使ってA4用紙に記入した。

(3)セッション2-発表&意見交換-

各グループから、優先課題についての方策をまとめた結果の発表があった。
(各グループのマッピングの内容は、資料編72pに掲載)

5つの課題について、計27の提案やアイディアが出された。各グループの発表を受け、「芦屋市の特徴を生かした計画づくりをしよう」などの意見が出された。
(優先課題の解決に向けた方策のまとめは、資料編81pに掲載)

(4)意見交換

各グループからの発表を受けて全体で意見交換を行なった。主なコメントは以下のとおりである。

  • 自治会のパンフを作ろうと思う。
  • 地域行事の開催には行政にお金や会場など支援をお願いしたい。
  • 浜町の飲みニケーション(サロン的なもの)は好例。
  • 市職員には生活者感覚がない。理解してもらうためには、ボランティア精神がいる。共通の意識を持ち、同じ土俵で考えることが一歩になる。
  • 行政の仕事の仕組みを市民も知る。
  • 参画と協働の意味をとらえ直す。
  • 掲示板、口コミなどアナログの情報がきっかけになる。
  • 宣言だけならお金はかからないというのは間違い。しかし、市民の後押しがあれば進んでいける。関係者だけの要望から市民全体の要望になれば力になる。
  • 芦屋の良さを生かした方策はあるのだろうか。芦屋の長所や歴史の中で違った面をどう入れていけるのか、是非意見を出し合ってほしい。
  • 文化遺産がたくさんある。遺産を守りながら、障がいのある人もや高齢者も、子どもたちも利用できるよう工夫していけば、他にない遺産を認識しながら、やさしいまちづくりができるのではないか。
  • 人的な財産はたくさんある。
  • まちが小さいので、顔の見える関係づくりを。関係をつくりやすい環境だから、やる気になればできる。震災の経験も共有しているので、学びを生かしやすい。
  • 芦屋で何かやれば、すぐニュースになる。芦屋ブランドがあり、そこを高めていくことが必要。
  • 住宅地なので、人材が豊富。団塊の世代が退職したら、活動の担い手はもっと増えるはず。今活動している人から情報発信をもっとしてもらって、話し合う。強みは人。人材育成の仕組みづくりをもっと進めるべき。震災でボランティアが全国から来たことに対して、阪神地域はお返しできていない。何か形として震災後、こんなことができたというモデルを見せていきたい。
  • 新旧住民の意識の差があるのが現実だが、これが一つの「らしさ」ではないか。

(5)ふりかえり・わかちあい

ふりかえりシートを用いて、1日の流れのふりかえりを行なった。委員からは、「まとめてくれる人がいて、自由に好きなことを言い合えてよかった」「充実した時間だった」「前回欠席せざるを得なかったが、イライラして困った」「女性の時代が来たと感じている。バックアップしていきたい」などの意見が出された。

学識経験者の三毛氏が参加した。

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こども福祉部福祉室地域福祉課地域福祉係

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