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更新日:2014年12月5日
ファシリテーターから、6回の会議の流れ、ワークショップのねらい(探る、つながる、やる気になる)や進め方などが説明された。これらの説明は、ワークショップの心がまえとして、毎回冒頭で確認された。
続いて、第2回会議の進行予定について説明を行なった上でセッションを開始した。
はじめに、「バースデーライン」ゲームでウォーミングアップを行なった。バースデーラインは、言葉を交わさずに誕生日順に輪になるゲームで、これにより全員が1つの大きな輪になった。次に、全体を1グループ4~5人ずつ、7つの小グループに分け、セッション2に進んだ。
セッション2は、即答フリップ方式全員参加型ディスカッションの方法で進められた。即答フリップ方式全員参加型ディスカッションとは、ファシリテーターがまちや暮らしについての思いや考え方を問う質問を1つずつ行ない、市民委員はその回答をA5サイズの回答シート(フリップ)にマーカーで記入。続いて、小グループ内でそれぞれの回答をわかちあいながら意見交換し、最後に全体で何人かに答えを発表してもらうやり方。この方法で、下記の10の質問を行ない、回答、グループ内の意見交換、全体発表を繰り返した。
回答シートは回収し、第3回会議で地域福祉の課題を整理するためのデータとした。
質問項目は、以下のとおりである。また、回答一覧は<表1>のとおりである。
まちの課題を探るための質問項目
(4)ふりかえり&わかちあい
第2回市民会議は、まちの現状認識や課題、対策の方向性等を個人の中から引き出すとともに、相互の意見交換を通じて視野を広げ、考えを深めるねらいで進められた。最後にはふりかえりシートを用いて1日の流れのふりかえりを行なった。