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更新日:2026年3月2日

空気が乾燥する季節を中心に「飛び火火災」による被害が各地で発生しています。
風の強い日や空気が乾燥する時期には、飛び火による延焼火災が発生するおそれがあるため、
日頃の対策などを、理解しておくことが大切です。
飛び火火災とは、火災により発生した火の粉、燃えかす等が
風により飛散し、建物や可燃物に着火して発生する火災を言います。

火の粉は、風向・風速等の気象条件により、
数十メートルから数百メートル先まで到達する場合があり、
直接、火が及んでいない場所でも火災が発生する危険があります。
・予測が困難である
火の粉の飛散距離や着火地点は、風速・風向・地形等の影響を大きく受けるため、
どこで火災が発生するか予測することが困難です。
直接火災の影響を受けていない建物でも、突然火災が発生する恐れがあります。
・初期発見が遅れやすい
飛び火は、屋根の隙間・雨樋・ベランダ・庭先・物置内部など、
目につきにくい場所で着火する場合があり、発見が遅れてしまいます。
気付いた時には、火災が拡大しているケースがあります。
・延焼拡大の危険性が高い
一箇所の火災から複数箇所に飛び火するため、短時間で延焼が拡大します。
住宅密集地では、連続的に延焼火災に発展する危険があります。
1、近隣で火災が発生
2、風により火の粉が飛散
3、屋根・ベランダ・庭などに着火
4、建物内部へ燃え広がる
5、さらに別の家へ飛び火……
→この連鎖により、短時間で広範囲に被害が拡大します。

①住宅周辺の整理整頓
家の周囲・ベランダ・庭先などに燃えやすい物を置かない。
(段ボール、古紙、枯れ葉、木材、プラスチック製品など)
②屋根や雨樋等の点検
屋根や雨樋に、落ち葉・ゴミ等が溜まっていないか確認する。
火の粉が滞留しやすい場所は、こまめに掃除しましょう。
③住宅設備の整備
住宅用火災報知器を適切に設置し、定期的に点検しましょう
住宅用消火器を設置し、万が一の火災に備えましょう
飛び火による延焼危険があると予想される時は、次の措置を取りましょう
・窓、換気口等、火の粉が入りやすい開口部を封鎖する。
・洗濯物や屋外に置いている燃えやすい物は、室内に移動させる。
・消火器や水バケツなど、消火に必要な道具を準備する。
・余裕があれば、外壁や軒裏に水をかけておく。

予防散水とは、燃えていない建物の屋根や外壁を濡らし、
火の粉が付着しても燃え広がりにくくする放水のことを言います。
火の粉による着火を防止することを目的とした重要な活動です。

予防散水は、皆様の生命た財産を守るための活動です。
散水により一時的に建物や敷地が濡れることがありますが、
飛び火による火災を防ぐための措置であることをご理解ください。

建物への予防散水は、被害を最小限に抑えるために欠かせない消防活動の一つです。
市民の皆様のご理解とご協力をお願い致します。