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更新日:2025年4月2日
芦屋市では、平成29年4月1日に「芦屋市心がつながる手話言語条例」が施行されました。
この条例は、だれもが地域で支え合いながら安心して暮らせる地域社会を実現することを目的としています。
手話への理解の促進等に関して基本理念を定め、市、市民、事業者の責務を明らかにするとともに、手話に関する施策を総合的かつ計画的に推進することにより、だれもが地域で支え合いながら安心して暮らせる地域社会を実現すること
手話は、独自の言語体系を有する文化的所産であって、ろう者が様々な知識を得て心豊かな社会生活を営むために大切に受け継がれてきたものであることを理解しなければならない。
手話への理解の促進及び手話の普及並びに手話を使いやすい環境整備は、手話は言語であるという認識に基づき、全ての市民が相互にその人格及び個性を尊重することを基本として行わなければならない。
市は、基本理念にのっとり、手話に関する施策を総合的かつ計画的に推進するものとする。
市民は、基本理念に対する理解を深め、市が推進する施策に協力するよう努めるものとする。
事業者は、基本理念に対する理解を深め、ろう者が利用しやすいサービスを提供するとともに、ろう者が働きやすい環境を整備するよう努めるものとする。
市は、障がいのある人及び児童に関する計画において、次に掲げる施策を定めるものとする。
市は、学校教育の場において、児童及び生徒が手話に接する機会の提供その他の手話に親しむための取組を通じて、手話への理解の促進に努めるものとする。
芦屋市では、「芦屋市心がつながる手話言語条例に基づく手話に関する施策の推進方針」を定めています。
芦屋市は、この推進方針にしたがって、手話に対する理解の促進や普及、環境の整備など、手話に関する施策を総合的・計画的に推進することで、だれもが地域で支え合いながら安心して暮らせる地域社会を実現するためのさまざまな施策を進めています。