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更新日:2026年6月20日

令和8年4月末、兵庫県警機動隊の屋内プールにおいて、
兵庫県警察機動隊との合同潜水訓練を実施しました。
この訓練は、水難救助事案における警察と消防の連携体制を密にするとともに、潜水用資器材「ドライスーツ」の取扱いに習熟することを目的として行われたものです。
ここで、今回訓練で使用した「ドライスーツ」と、
一般的に知られている「ウェットスーツ」の違いについて簡単にご紹介します。

ウェットスーツ
体にフィットする素材で作られており、
スーツ内に入り込んだわずかな水が体温で温められることで保温効果を発揮します。
主に春から秋にかけての水温が高い時期に使用されます。

ドライスーツ
手首や首元、足先まで完全に密閉されており、
服を着たまま着用しても中に水が入らない構造になっています。
スーツ内に空気の層を作るため保温性が非常に高く、
冬場や低水温下での長時間に及ぶ救助活動において、
隊員の体温低下と体力の消耗を防ぐことができます。

ドライスーツは高い保温性を持つ反面、
スーツ内の空気量を適切にコントロールしなければ、
水中での姿勢維持や移動が難しくなる特性があります。
今回の訓練では、以下の項目を中心に、安全かつ確実な取扱方法を学びました。
潜降・浮上訓練
スーツ内の空気を排気・給気しながら、
安全な速度で水中へ潜り、また浮上するためのコントロール技術を習得しました。
トラブル回避訓練
万が一、スーツ内に空気が溜まりすぎて意図せず
急浮上しそうになった場合の対処法など、
不測の事態にも冷静に対応できるよう、
安全管理に万全を期した訓練を行いました。
互いの救助技術や知識を共有し合うことで、
警察・消防の垣根を越えた非常に有意義な合同訓練となりました。

水難事故は一分一秒を争う過酷な現場が多く、
隊員の安全確保と迅速な救助活動の両立が求められます。
今後も最新の資器材の導入や各種関係機関との合同訓練を重ね、
あらゆる災害に迅速かつ的確に対応できるよう全うします。